ハコの厚みはここ次第!
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稲野 巧実
『ハコの開き』の管理人。
様々なゲームに浮気しつつ、アストルティアに度々出没する駄目社会人。ルアム【XI881-625】で冒険中。エンジョイ プクリポ 愛Deライフ! 貴方の旅に光あれ!
行動してから後悔しろが信条の体育会系思考。珈琲とチョコと芋けんぴがあれば生きて行ける!
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だれてきているが、じわじわと書き連ねて行くんだぜ!とんぼ様の『魔界豆腐』です!

このお話を寄せていただいた時、私は愕然としたものです。この話一つだけで、アンソロジーを買う価値がある。すごい話が来たものだと…。
これで破壊光線やら咆哮が聞こえたら、超巨大怪獣映画さながらです。読んだ瞬間に思い浮かんだイメージは、某巨大怪獣の映画ポスターでした。
さて、私あんまり菜園やらガーデニングやらないのですが、それほどの知識がなくてもお読みいただけます。むしろ鉄腕DA○Hを見ているレベルなら十二分にご理解いただけるし、わからない部分もちょっとファンタジーな豆っぽい何かと認識していただければ大丈夫です。
豆が がうがう してますが、むしろ憎たらしさと可愛さが表裏一体だと感じることができるお話でしょう。日本人の食への執念と、妙にSっ気を刺激されるお話です。
一番最後の鍋の具材の訂正が来た時、タラならば仕方がないと深々と頷いた私でした。というか、既に私の中でその白身魚はタラでした。

しかし何と言っても、5といえば嫁論争。
アンソロジーの注意事項に、嫁論争に発展するような誹謗中傷はお避けくださいと記入するべきか本気で悩んだシリーズです。(ツイッターでの嫁論争はすごいらしいです。私は知らないですが、超デリケート話題だと思っています。とりあえずフローラ派ですがデボラ様には一度は踏まれなくてはと思いつつDS未プレイです)
とんぼ様のお話ではビアンカさんがお嫁さんですが、全然、嫁が誰でも気にならない大豆の存在感。本当に素晴らしかったです。このアンソロジーは全ての嫁派に安心してご購入できると、胸を張って売り込むことができます。ありがたい限りです。
想像以上に天空編が少なくて驚きましたが、とんぼ様といえばHPのタイトルから絶対5だと思ったので貴重な5のお話をお寄せいただいてありがたい限りでした。

とんぼ様、重ね重ね素敵なお話をありがとうございました!

頁も中盤に差し掛かってまいりました。夕凪 雪 様で『剣士の幻影』です!

思った以上に7執筆者がお見えになって嬉しいです。
『7といえば』とアンケートを取ったら、10位以内に入っているだろう最初の石板の物語。DQ7が歴代屈指のストーリーの長さを誇ることもそうですが、今まで魔物一匹出てこない平和な世界から魔物と争いの世界ですからね。そのギャップからくるインパクトは相当だったでしょう。なので、カラーストーンも割と覚えているし、マチルダさんとハンクさんの名前である。
今回寄稿していただいたのは、過去と現代の間のお話。ゲーム内では名前すらでてこない、村の子供達のお話です。
彼らの頑張りを見守っているうちに、緑のカラーストーンに癒しの力があって主人公達が重傷を負ったハンクさんの為に採石場に潜ったなとか、初期装備でおっかなびっくり冒険に出る気持ちが思い出されます。ただし、5のレヌール城探検みたいな明るさはないです。かなりシリアスです。
あと、オニムカデ。個人的にムカデ系硬くて苦手でした。
魔物から強敵感が伝わってきます。大変、手に汗握る戦闘で子供だから当然劣勢になって負けそうなんだが、そんな時に!的な王道的展開。好きです。熱血系の少年なのでとても合います。
アンソロジーでは異色と言える物語かもしれませんが、DQではそれほどでもないかもしれないと再確認します。
もともと、DQの主人公が貴方自身という理念のために、主人公がややオリジナル化します。FFみたいに名前や性格が1から10まで決まってもいません。その設定の自由度から、今回のゲーム内で描かれなかった外側もすんなり読者に受け入れられると思っています。
かなりアンソロジーの幅を広げてくださった作品だと思います。

この話で初登場するのが『ー(ダッシュ記号)』です。
お恥ずかしながら、私はダッシュを使いませんのでかなり新鮮な気持ちで見させていただきました。『…』みたいな扱いですが、間がかなりのスピードと尖った演出をするので戦闘に合う感じです。
しかし問題。
このダッシュ記号、編集用に使っているソフトでは連続しないのです。つまり『ーーー』な感じで切れて間が開いてしまうのです。txt段階では連結していても、コピペで原稿段階に持って行くと切れます。ダッシュ使用者に色々お伺いを立て、最終的にダッシュは連結することにしました。今思えば連結して大変良かったです。紙面が美しいです(変なところにオタク気質)
さて、この連結ですが図形で細長い四角を作り、それを選択範囲で削り取る方法を採用していました。それをコピペしてダッシュ部分に重ねて連結させます。使用者はダッシュを多用される傾向にあるので、重ねる方法が一番手っ取り早いです。そしてアンチエイリアス、つまり滑らかに見せるためのぼかしが全くないように確認しないとボケて綺麗じゃなくなります。そこはこだわりというやつです。
夕凪氏のお話が一番長いダッシュを使っているので、ぜひ美しいダッシュ連結をご堪能ください(笑)

少年少女の元気なやりとり、結構好きです。
素敵なお話、ありがとうございました!

お次は『崖の上の宝物』を寄稿してくださった、三船 様!

稲野的にはサマルトリアの人なのだが、別垢では10ヒューザの人となりつつある様子。だが、参加表明時点ではサマルトリアの方だったので、絶対2を書いてくださると思ってました。
とにかく、あとがきのビジュアルがまんまです。あとがきの絵と共にお読みくださいと、※つけて置きたいくらいです。
和気藹々ほのぼので生き生きとして書く、起承転結がかっちり決まったお話です。なんかもう、アンソロジー小説のお見本ってくらい綺麗に決まって、その才能羨ましいとか薬草噛んじゃうレベルです(稲野はHPが回復した!)
動作や仕草がしつこすぎない程度に、ですが細かく多めに書き込まれているのでキャラの感じや生き生きとした躍動感に繋がっていると感じます。一回でできない、万能じゃないのが3人が集まって一つの大きな力になる感じを読者に伝えてくれます。その文才羨ましいとか魔法の小瓶がぶ飲みするレベルです(稲野はMPが回復した!)

このお話ではムーンブルクの王女の髪の色が、光の加減で金から紫に移り変わるという設定を使っておいでです。この設定を見たとき、『これだ!』とか思わず叫んでしまいました。
というのも、参加表明時点で2が多めなのは感じておりまして、表紙を3人が飾るのもほぼ決定という感じでした。その表紙のムーンブルクの王女の髪の色を何色にするべきか、が問題でした。なにせ、金色も紫も公式設定。多数決で金色が多かったら金色にするかとも思いましたが、のけ者感があっちゃあいけない。
それを解消するのが『金も紫も一緒に描いてしまえ!』である。
表紙の3人が大人っぽく描けなかったのは、稲野の技術不足ですすまんですーぐふー。

カッコ閉じの前の。は、つい最近本人様のつぶやきがなければ、気がつけませんでした。(お前は何見てるんだ)
違和感なかったですよー!(笑)

2の3人組が仲がいいのは大正義です!
素敵なお話ありがとうございました!

続いては『世界で一番のお姫様』『本当は分かってる』を寄稿してくださった、白石妙奈 様!

DQ小説同盟の営業部長さんの称号を差し上げたいお方です。いきなり小説のこととは違うだろとかハリセンツッコミ飛んできそうですが、おそらくも何も、白石様の売り込みのおかげで『参加を決めた』『通販の購入を決めた』という方が絶対存在すると思うからです。
もうねー、稲野は宣伝とか売り込みとか、とーっても苦手なんです。
ツイッターはDQも星カビもごっちゃにしているので『こんなDQ小説同盟のアンソロの宣伝をガンガンTLに流すとか迷惑じゃないかなー?』とか思ってるので、一番の広告塔であるツイッターでも宣伝はそこそこ。体たらくな主催でござる。
それでいて、伝手が脆弱なので笑えない。今回の参加者様で交流したことがある方って片手で数える程度しかいないのですよ。それが、こんなにも集まっていただけたのも、白石さまの怒涛の営業あればこそだと思っております。
本当に感謝しきりです。

さて、『世界で一番のお姫様』このタイトルでピンとくる方は、多いのではないでしょうか。
ボカロは一兆年と一夜物語で止まり、割とメジャーどころしか知らない稲野でも知っている。せかぁーいでいーちーばーんのおーひーめーさーまーって、なかなかキャッチーな台詞回しで耳に残る初音ミクの『ワールドイズマイン』のフレーズです。絵もなかなかインパクトなのですが、稲野の画力ではとても再現できませんでした。ぐふー。
内容は『私の彼氏なんだから、もっと私に優しくしてくれるべきだし、そんな貴方を私が、す、好きになってあ、あげてるんだから感謝…する暇があったら手を繋ぎなさい!気が利かないわね!』っていう、高飛車なツンデレでございます。いやぁ、好きです。高飛車ツンデレ。最近逆転裁判のメイちゃんにハマったので、私の好きなCPジャンルだと自覚した次第(大変どうでも良い
歌のパロディですので、ローラ姫の性格が反映されています。逆に歌に男性の情報がなかったので、歌の余白部分が白石様の二次創作の見せ所でありましょう。高飛車ツンデレの代表マリベル様のお相手として良く描かれる優しめな7主ではなく、相手が男らしい1主なので、相手となる男性の性格一つで、ここまで掛け合いが異なるのは見ていて楽しいです。
最後の一言は、ちょうど行が余ったゆえの演出です。
好きですよー。湯水のようなマハラジャ組み。インパクトでます。
二次創作にパロディを引っ掛けてくる作品が、このアンソロジーの幅を広げたと思って間違いないでしょう。
『DQ世界で一番のお姫様』はローラ姫だと、私は思っております。


『本当は分かってる』は2の3人組のお話です。
話題も年齢に見合ったやや大人びた雰囲気の3人ですので、表紙詐欺も良いところでしょう。稲野の画力が足りんかったのです。ぐふー。
大人びた話題だったもので、白石様が大変気を使ってくださいました。ありがたやありがたや。
実はこの話でいちばん好きなキャラがデルコンダル王だったりします。仲の良い大人びた年齢の3人もそうですが、彼のような魅力的な脇役あって話が引き立つというものです。おばあちゃん含めて可愛かった!
この二人で一つ話が書けるほどに、結構脇役が好きになりやすい稲野です。

やはり、DQ二次には恋愛要素は欠かせない!
素敵なお話ありがとうございました!

続いては『ぼくたち傭兵団』を寄稿してくださった、縞 様!


とにかく、この方の寄稿はとんでもなく早かったのです。その速さ、参加表明とほぼ同時的な速さ。参加表明締め切りまでには、後書きまで仕上がってたという速筆。もはや素早さカンストしているんじゃないかと思うほどでした。
お恥ずかしながら、主催の9小説よりも早く仕上がってましたorz じゅ、10小説はもう仕上がってましたよ(負け惜しみ)
さらに恥を重ねると、縞様の速筆のおかげで多くの問題点を見出し改善することができました。初主催のわりにスムーズに行えた運営の裏に、縞様が胸を貸してくださった温情ありです。有難や…!

縞様の参加で、ちょっと書く人いるかなぁと思っていた7の心配は消えました。縞様のサイトを訪問されるとお分りいただけますが、圧倒的7率ですからね!もう、この方は7を書くために参加してくれたと思っておりました。
内容も縞様のお言葉を借りるなら、戦闘、哨戒、ご飯の縞様節でございます。
個人的にこの方は聖剣伝説から知っていたのですが、この縞様節がどの聖剣小説にも炸裂しているほどです。この方の多人数の文章の捌き方は憧れますねぇ(聖剣伝説3は最大6名で動いてますから凄いのなんの)
おっと、脱線。
おそらく、今回のアンソロジーの中で最も容赦ない戦闘を描写してくださいました。あ、でも、縞様のサイトの内容に比べれば全年齢向けに加減していただいたと思っております。ご配慮、ありがたいです。
この方の手に掛かれば、重傷なんて生ぬるい言葉で終わらすなんてとんでもないホイミ大活躍劇です。7の主人公たちの未熟さと、必死に生きていこうとする力強さが伝わってきます。そんな死と隣り合わせなら冒険なんか辞めてくださいとか言ってしまいたくなる魔物の強さなのですが、それでも冒険して世界を拡げて行くんだから男というものです。
ご飯も相変わらずの飯テロにございます。私も食べたいー!
マリベル様のツン度控えめなので、マリベル様好きには是非拝見していただきたい。

DQはあぁいう戦闘なものですから、ポケモンみたいに血の出る戦闘ではありません。10ですら血飛沫は飛ばない安全設計です。でも、我々はゲームなので血飛沫も飛ばないし、死に様がグロくないのは知っている。ゲームなのだから、リアリティがなくても気にしないのです。
でもDQのゲームらしさから、二次創作で筆者が描いたリアリティが追加される。
より冒険している感を読者の皆様が感じられる作品をお迎えすることができました。
素敵なお話、重ね重ねありがとうございました!

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