ハコの厚みはここ次第!
■ Profile ■
稲野 巧実
『ハコの開き』の管理人。
様々なゲームに浮気しつつ、アストルティアに度々出没する駄目社会人。ルアム【XI881-625】で冒険中。エンジョイ プクリポ 愛Deライフ! 貴方の旅に光あれ!
行動してから後悔しろが信条の体育会系思考。珈琲とチョコと芋けんぴがあれば生きて行ける!
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ついに、着物を揃え装備できるようになった稲野。
着物を増やすつもりはまだ全然ないものの、いざ、増やす時に目を肥やす意味で色んな着物を見ていきたい。それに漫画知識で申し訳ないが、骨董市にいっぱい着物が出品されているらしい!
お着物が格安で売られているかもしれない環境、一度は見ておきたい!!!!!
というわけで 神奈川県 骨董市 検索ぽちー!
割と上に引っかかったのが『神奈川やまと古民具骨董市』毎月第三土曜日に、神奈川県の真ん中寄りにある大和駅で開催される骨董市です。他には海老名にも毎月第二土曜日に定期開催している骨董市があるみたいですね!今回は日時的にも都合が合った、大和の骨董市に行きます!
骨董市をふわっと見ておきたいという友人も一緒!
まぁ『骨董市と言ってもフリーマーケットの延長やろう』と、この時の稲野は骨董市をナメまくっていたのである。
さてさて、やってまいりました。大和駅。
サイトの触れ込みにある『駅を降りたらすぐ骨董市です』は過言ではないくらい、改札降りて外出たら店舗が見えています。出店数かなり多い。駅前の大通りに数十店舗は出ているだろう中で、ヴィンテージ品や古道具、木の箱に入った骨董品、記念貨幣、そしてお着物など、フリーマーケットとは一線を画す売り物で犇いております。
結構、外国人の姿も見られるし、着物にKIMONOのルビが振ってるあるので、外人向けにかなり意識されていると思う。
一周したと思ってコンビニであったかい飲み物でも買おうと思ったら、反対側にも同じくらいの規模が広がってて、100は出店数あるのでは????とかその規模に圧倒されました。
お着物の店舗は全体で3から4割という割合で参加されています。ぐちゃぐちゃのバーゲンセール的な様相のものから、ハンガーに吊るして壁を構築した店舗、たとう紙やビニールに入った品物が堆く積まれたスペースまで様々な売り方を見ることができます。箱いっぱいの帯紐や、カラー別に分けられてレインボーな帯紐の滝が織りなされている場所もある。
軍資金一万とちょっとくらいで高括っていましたが、骨董市はまさに魔窟であります。
実際に想定していた通り、着物は一千円から三千円程度の投げ売り価格の店は圧倒的に多いです。良さそうだなぁとか思って手に取ると、結構シミがあって『うーーーーーーん。着るのはなぁーーーー』ってものもかなり混じってます。
一緒に回った友人「品定めしてたご婦人方は『リメイクに使う』とか言ってたから、着物じゃなくて生地として見てるんだろうねぇ」
しかし、中に数件は混ざっている。
稲野(このたとう紙に入っている着物。絶対良い物。え?柄が刺繍だ。なにこれ。これ、骨董市に置いて良いレベルの品物じゃないぞ。訪問着とか書いてある。え?値段おいくら………???)
店主さん「これは三万五千円だな。元々は五十万する着物だよ」
稲野(圧倒的軍資金不足!!!!!!!)
店主さん「足りなかったら、そこに銀行あるよ!」
稲野(わぁーーーーーーーお!!!!!)
稲野(このビニールに入ってる帯も着物も、めちゃくちゃ状態良いぞ。新品では??)
店主さん「うちは元呉服屋だから、良いもの扱ってるよ!」
稲野(ふぁーーーーーーーー!!!!!!!)
そう、元、呉服屋の店である。
元の値段に比べれば半値以下という投げ売り価格だが、当然数千円ではなく五千以上のお値段設定と割高ではある。上記の通りうん十万レベルの一品も紛れており、それが崩壊プライスでも数万円なので、骨董市の軍資金は自分の欲しいレベルに合わせて用意した方がいいでしょう。
正に玉石混合。
圧倒的に着物と帯が多く、次いで帯紐やあげ帯が売られている感じです。今回欲しかった羽織や、帯留めは大変少なく感じました。
そして元呉服屋さんである一つ一つビニール掛けされた店で見つけてしまった。
エジプトモチーフ柄の帯!!!!!!!漫画で見た奴!!!!昔流行ってたとか漫画で言ってたけど、実物!!!!!存在したの!!!!!?????
まって!!!!!!面白いし可愛い!!!!!!これが一目惚れ!!!!!!????
結局、友人と合流してもう一周の時に、エジプト柄忘れられなくて買った。
もう一つ大胆な赤い幾何学模様がめちゃめちゃ私好みで買った。
稲野「こちらの赤いやつは値段がついてないんですが、いくらで売りたいやつなんですか?」
店主さん「寒いから五千と言いたいところだけど、良い西陣織だから八千かなぁ。いや、もう、折り目ついてるから五千で良いよ」
稲野「いやいや。じゃあ、間をとって七千でどうでしょう!」
店主さん「あんた元気な子だな!売った!」
あーーーー、この店、たぶん、自分の好みと かなり合う。閉店とか大変残念だが、こうして骨董市で出会えたからギリギリセーフです。
こうして西陣織という初心者には名前しか知らないが良さげな帯を購入した稲野、店主さんが帯を出して畳んでいる時に気がついた。
帯の形が、持ってる兵児帯と違う!!!!!!
これは、 名 古 屋 帯 だ!!!!!!!!!
(※名古屋帯とは、途中から帯が細く加工された一重太鼓特化型の帯である らしい)
わぁ。一年くらいしたら、お太鼓結びも挑むつもりだったが、もう????
まだ着物着て一月ですよ????????
ボス戦が早すぎる。っていうか、帯枕買わなきゃダメなやつ………????
うわーーーー。でも、好きな帯だから頑張ろーーーーーー!!!!!!
ちなみに、ショール羽織った状態だと着物だと一見でわからないらしく、地下の生肉売り場で安売り惣菜買うレベルでどこでも行けるようになった。慣れとは怖いものである。
東京駅でも大江戸骨董市が定期的に開催されるらしくて大変興味ある。
お花見兼ねて行きたい。
稲野はね!子供を守ろうと奮闘する大人が大好き侍で候!!
ルアムが帰還する所とか蛇足だと思ってすっぱり切ったので、久々に短いお話。この話も新年の激務ウィークでなかなか書き初めに至れず、イベント準備がひと段落したところで、アンちゃん視点からアリオス王視点に変えたりとなかなかに反復横跳びで苦労しております。アリオス王の演説で正解路線がつながって書き抜けましたが、ロト嬢の魔術説明で媒介の使用が正しいのか自信無くなって及び腰になったりとあわあわしてます。
まぁまぁ、とにかく、アリオス王ですよ。
スタンプおじさんなんて、もう言わせねぇぜ?
稲野的にも演出的に禁術の使用者として勇者と盟友が使用するのは公式の流れ的に全然いいと思ってるし妥当だと思ってるんですが、別に禁術の使用者と魔獣の討伐者って同一である必要ないよね???ってのが稲野の考えです。
それよりも稲野の禁術の設定が、魂こと冒険の書の損壊という大事故が発生する危険物扱い。
こんな危険物、勇者と盟友に使わせるだなんてとんでもない!!!
というわけで、アリオス王やラチック・ケネスといった仲間に使用してもらい、封印したところを勇者と盟友で倒す!という筋書きを展開していきます。この流れになったのも、偏にロト嬢のせい。勇者と盟友に全部おっかぶせてたら『へーーー。この世界はそういう考えなんだねー』って目が据わってると思う。
まぁ、世界は皆で救うもんだと思ってます。
DQ10もそんなテーマで物語書いてますし、良いんじゃないかな。
ラチック。わしの声に盟友の保護者は、ゴーグル越しに視線を合わせてくる。
「盟友の保護者として、共に魂を捧げてはくれぬか?」
「もちろん」
厳つい黒々とした顔が笑みで綻び、白い歯が三日月のように浮かび上がった。低い夜の声が、喜びを滲ませて『ピぺとアン 守る』と答えてくれる。そんなラチックの傍から、警備部長の赤髪がひょっこりと覗いた。
「俺も参加しとくよ。俺が闇に穢れてバケモンになった瞬間に、俺の天使様が殺してくれるだろうからよ」
私も。俺も! わしも! 残った家臣達が次々と声を上げる。
一人一人が勇者の国に仕える者として、世界の平和に貢献している自負のある者達だ。力ある者も、非力で戦闘とは無縁であった者も、勇者の勝利に貢献できるなら命を捧げることも厭わぬ決意を秘めている。それらが顕になった目の前の光景を、わしはグランゼドーラの王として万感の思いで見ていた。この国の王である事に、目が眩むような誇らしさが募る。
わしは娘を抱き寄せ、忠臣達を正面に見る。
それでも、勇者である娘は申し訳なさそうな困った顔をしていた。勇者として守るべき者達に助けられなければ、目の前の危機を乗り越えられぬことが、勇者の力量不足と感じているのだろう。
そんな勇者の心を見透かすように、声が響いた。
「甘えていいんだよ、勇者様」
ロトの紫色の外套が忠臣達の合間を割って進み、城の門を開け放った。
白濁した外の光が城内の闇を切り裂くように差し込み、ごうごうと豪雨の音が流れ込んでくる。勇者の橋の上に浮かんだ、賢者達が生み出した四重の空封は大きな亀裂が今まさに走ったところであった。
亀裂は瞬く間に広がり、豪雨の中で魔法陣が描かれた巨大な球が砕け散る。瀑布のような雨の向こうに、魔獣の巨大な影がのそりと身を起こした。
それを見届けて、明るい声が導きの旗のように翻る。
「世界は、皆で守るもんなんだからね!」
そうだ! 誰もが同意した言葉が、高々と掲げられた輝きと重なる。
「さぁ! 宝玉に心を向けて! 繋げるよ!」
燦然と輝く宝玉へ意識を向けると、光が己の胸を貫く。まるで心臓に杭を打たれたような痛みに体を折り曲げたが、不思議と新しい力が痛む心臓から広がるのを感じでいた。
まるで普段使い慣れた呪文のように、邪魂の鎖と聖魂の剣の使い方が分かる。
そして、まるで自分自身のように宝玉と繋がった魂の存在を感じていた。作ったことのない料理が上手く作れるような、知らない知識が何故か当たり前のように理解できるような、己と他人の力が混ざり合う感覚。忠臣達と一つになったような連帯感が、わしの心をこれ以上もなく昂らせる。
わしは剣を抜き放ち、高らかに宣言した。
「征くぞ!」
世界の命運を賭けた戦いの第二幕は、我らの雄叫びによって幕を開けた!
前半完了!!!!!
拍手に感謝!反応遅くなってすみません!ぱちぱちっとありがとうございます!
三つ目の神話の勇者の名を持つ賢者は、魂を魔術に変換する禁術について知る限りを説明してくれた。
魂を使用する術が禁術。しかし、禁術には二種類の発動方法がある。
一つが魂を消費する禁術。魂を消費することで、一定の力が必ず発動するもの。
そしてもう一つが今回我らが魔獣に使用する禁術である、魂を魔術に変換する事で発動する禁術である。この発動方法は禁術に変換される分だけ魂が使用されていく。その為、使用者は即死せず、アルヴァン様は不死の魔王を討伐できたといえる。
魂を魔術に変換する禁術には、最悪な問題がある。
発動時間が長ければ長いほど、多くの魂を必要とするのだ。
アルヴァン様はたった一人で禁術を使って、自身を封印するまで自我を保てたが、アルヴァン様以外の人物が使って同じ結果になるとは限らない。魂が急激に穢される状況に耐えられなければ魂は壊れ、禁術は自動的に解除され最初からやり直しとなる。魔獣を葬るまでの間、禁術を発動させ続けられるかは、やってみないとわからないというのだ。
これほど、肝が冷える賭けが存在するだろうか?
わしは当時のジュテ王と同じく、盟友やその保護者が禁術の使い手となり、後の世に英雄として伝えれば良いと浅ましい事を考えていた。しかし、勇者に近い精神力と使命を持った盟友や保護者が倒れた後、誰の魂を禁術に捧げればいい?
己が禁術を使う状況になると自覚した瞬間、わしは己の愚かさを痛感した。そして醜い人間らしく、皆が助かる道を必死に模索しようと思ったのだ。
家臣達の動揺が落ち着くのを見計らって、わしは静かに語りかけた。
「だが、多くの者が術に参加し魂を捧げることで負担は小さくなり、誰も死に至らぬ可能性を、ここにいるロトという賢者が示した。私は、それに賭ける!」
魂を魔術に変換する禁術には、抜け道があるとロトは言った。
発動時間が長ければ長いほど多くの魂を必要とする秘術には、使用者の制限が存在しない。その特性を逆に利用するのだ、と。
複数人で使えば禁術に変換する魂の量は分散し、変換した結果生まれた穢れの程度が軽ければ魂の自己回復が望める。人数が多ければ魂が壊れる前に術から離脱して死亡を免れることもでき、離脱したことで術が中断されることもない。それが『誰も死なずに禁術が使える』カラクリの仕掛けだ。
最初から最後まで禁術を行使する者が必要となるが、ロトは提案者としてやり遂げると約束してくれた。グランゼドーラとは何の関わりもない、行き摺りの旅人に追わせる負担ではないのはわかっている。それでも、わしは彼女の覚悟に術の成功を確信した。
「私が、最初にこの術の志願者となろう!」
ざわりと、動揺が膨らんで弾けた。王自ら命を危険に晒すなど、王国の存亡に関わるからの。だが、わしは王として最低な事を民に頼まなければならない。
わしは拳を振り上げ力強く断言した。
「そして、私と共に皆で不死の力を封じた魔獣を、勇者と盟友が討つのだ!」
お父様! 娘が強い言葉が、わしを貫く。
「いけません! お父様はグランゼドーラの王です! お父様の代わりに、私が…!」
兄が死んだ傷は癒え切らぬのだろう。父親の覚悟を前に毅然とした勇者の顔は崩れ、泣きそうな娘の顔があった。わしは不安に下がった眉尻を愛おしそうに見つめ、胸の前に強く握った拳を解して指先を絡める。
「勇者と盟友は世界の希望だ。アンルシア、ピぺ、お前達は志願してはならぬ」
どうして、最初からこうしてやれなかったのだろう。
トーマが勇者の影武者を申し出た時、なぜ、わしは許してしまったのか。世界を守る勇者の国の王として、その判断は正しかった。しかし、父親としては間違っていた。トーマもアンルシアも等しく大切な子供であり、勇者であるなしに関わらず守っていかねばならなかった。
未来ある我が子の為に、親として役立てるなら命とて惜しくない。
公でわしは良くないと思ってるので、演説では私になってます。
勇者が全部背負ってる状況、割と好きじゃないので、アリオスさんをはじめ多くの人に頑張ってもらう所存です。
女性の握り拳程度の宝玉は硝子玉の中に白い液体と黒い液体を注ぎ込んだような不思議な球体で、二色の液体は揺れ動いても決して混ざり合うことはない。過去から持ち込まれた先代勇者が不死の力を封じる際に用いた秘術の宝玉は、相変わらず心がざわつく不気味な雰囲気を漂わせていた。
それを福与かな指先がひょいと摘むと、ぐっと指先に力を込める。宝玉に魔力が注がれて淡く光ると、弾かれたように浮かび上がった。次の瞬間、闇に沈んだ天井一面に巨大な魔法陣が浮かび上がる。白い魔法陣と不気味な紫の光を這わす黒い魔法陣が重なって広がる様に、集まった者達が一様に首を仰け反らせて魅入っている。
「伝承の通り、ありとあらゆる力を封印する禁術だよ」
白い指先が頭上に広がる魔法陣を指差して、不吉な術の内容を告げる。
「黒い魔法陣は魂を封印の術に作り替える禁術で、白いのが魂を破壊の術に変換する。魂を禁術によって魔法に変えてしまった空白部分は穢れとなり、術者の魂に致命的な損傷を与える。これは、そういう禁術だよ」
この瞬間、ヴィスタリア姫が現代に残した伝説は事実であり、誰かが犠牲にならなければ魔獣の不死の力を封じる事ができないのだというのが確定した。
わしは生唾を飲み込んだ喉仏が大きく上下したのを、他人事のように感じた。長く瞑目していた目をゆっくりと開き、娘の仲間達を割り、家臣達の間を通り、物見台から正門に至る広間を見下ろした。そこには繭の出現と魔獣の襲撃という命の危機が迫る状況下でも城に残り、勇者と王族を支えてくれた忠臣達が集まっていた。彼ら一人一人の顔を心に刻むように見つめ、わしはそっと口を開いた。
腹の底に息を送り込み、嗄れそうな喉を咳で払う。
満を時して迸った声は、見事押し寄せる雨音を薙ぎ払った。
「触れに出した通り、現在のグランゼドーラは…。いや、世界は危機に瀕しておる。不死の力を持つ魔獣を討ち果たせなかった場合は、その損害はアストルティア全土に及ぶであろう」
集まった家臣達が表情を引き締めた。
戦う力を持つ者は命を賭ける覚悟を新たにし、戦えない者も最後まで己の為すべき事をする決意を固める。間近に迫った死をも跳ね除け、使命を全うしようとする頼もしい表情に、わしは誇らしさが込み上げていた。
「不死の力を封じる方法として選べる選択は一つだけ。先代勇者アルヴァン様が用いた禁術を使う事である」
ざわりと、家臣達の顔に動揺が走った。王家が過去の勇者が禁術を用いたという汚点を、認めたという発言に他ならないからだ。
時間を掛ければ他の方法があるやも知れぬ。しかし、千年前の賢者様が勇者アルヴァン様が使った禁術以外の方法を見出せなかったからこそ、現在に不死の魔王に対して使った禁術以外の術が存在しないのだ。この瞬間に選べる方法は、アルヴァン様の禁術以外存在しない。
娘が袖を引き不安な顔でわしを見上げたが、そっと肩に触れて前を向く。
「禁術は単独で使うならば必死の術である。先代勇者であり不死の魔王を討伐したアルヴァン様でさえ、例外ではない」
しかし! 私は鋭く声を発した。
「勇者アルヴァン様だからこそ、一人の犠牲で済んだだけだ。しかし、一人の犠牲があれば完遂する術でないことも、明らかになっている!」
今回の見せ場、アリオス王の演説です。
この対策は勇者と盟友が力を合わせ禁術を発動させることで、死亡を免れる公式の流れを採用しており、稲野的に解釈を加えた展開になっています。
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