ハコの厚みはここ次第!
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稲野 巧実
『ハコの開き』の管理人。
様々なゲームに浮気しつつ、アストルティアに度々出没する駄目社会人。ルアム【XI881-625】で冒険中。エンジョイ プクリポ 愛Deライフ! 貴方の旅に光あれ!
行動してから後悔しろが信条の体育会系思考。珈琲とチョコと芋けんぴがあれば生きて行ける!
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三つ目の神話の勇者の名を持つ賢者は、魂を魔術に変換する禁術について知る限りを説明してくれた。
魂を使用する術が禁術。しかし、禁術には二種類の発動方法がある。
一つが魂を消費する禁術。魂を消費することで、一定の力が必ず発動するもの。
そしてもう一つが今回我らが魔獣に使用する禁術である、魂を魔術に変換する事で発動する禁術である。この発動方法は禁術に変換される分だけ魂が使用されていく。その為、使用者は即死せず、アルヴァン様は不死の魔王を討伐できたといえる。
魂を魔術に変換する禁術には、最悪な問題がある。
発動時間が長ければ長いほど、多くの魂を必要とするのだ。
アルヴァン様はたった一人で禁術を使って、自身を封印するまで自我を保てたが、アルヴァン様以外の人物が使って同じ結果になるとは限らない。魂が急激に穢される状況に耐えられなければ魂は壊れ、禁術は自動的に解除され最初からやり直しとなる。魔獣を葬るまでの間、禁術を発動させ続けられるかは、やってみないとわからないというのだ。
これほど、肝が冷える賭けが存在するだろうか?
わしは当時のジュテ王と同じく、盟友やその保護者が禁術の使い手となり、後の世に英雄として伝えれば良いと浅ましい事を考えていた。しかし、勇者に近い精神力と使命を持った盟友や保護者が倒れた後、誰の魂を禁術に捧げればいい?
己が禁術を使う状況になると自覚した瞬間、わしは己の愚かさを痛感した。そして醜い人間らしく、皆が助かる道を必死に模索しようと思ったのだ。
家臣達の動揺が落ち着くのを見計らって、わしは静かに語りかけた。
「だが、多くの者が術に参加し魂を捧げることで負担は小さくなり、誰も死に至らぬ可能性を、ここにいるロトという賢者が示した。私は、それに賭ける!」
魂を魔術に変換する禁術には、抜け道があるとロトは言った。
発動時間が長ければ長いほど多くの魂を必要とする秘術には、使用者の制限が存在しない。その特性を逆に利用するのだ、と。
複数人で使えば禁術に変換する魂の量は分散し、変換した結果生まれた穢れの程度が軽ければ魂の自己回復が望める。人数が多ければ魂が壊れる前に術から離脱して死亡を免れることもでき、離脱したことで術が中断されることもない。それが『誰も死なずに禁術が使える』カラクリの仕掛けだ。
最初から最後まで禁術を行使する者が必要となるが、ロトは提案者としてやり遂げると約束してくれた。グランゼドーラとは何の関わりもない、行き摺りの旅人に追わせる負担ではないのはわかっている。それでも、わしは彼女の覚悟に術の成功を確信した。
「私が、最初にこの術の志願者となろう!」
ざわりと、動揺が膨らんで弾けた。王自ら命を危険に晒すなど、王国の存亡に関わるからの。だが、わしは王として最低な事を民に頼まなければならない。
わしは拳を振り上げ力強く断言した。
「そして、私と共に皆で不死の力を封じた魔獣を、勇者と盟友が討つのだ!」
お父様! 娘が強い言葉が、わしを貫く。
「いけません! お父様はグランゼドーラの王です! お父様の代わりに、私が…!」
兄が死んだ傷は癒え切らぬのだろう。父親の覚悟を前に毅然とした勇者の顔は崩れ、泣きそうな娘の顔があった。わしは不安に下がった眉尻を愛おしそうに見つめ、胸の前に強く握った拳を解して指先を絡める。
「勇者と盟友は世界の希望だ。アンルシア、ピぺ、お前達は志願してはならぬ」
どうして、最初からこうしてやれなかったのだろう。
トーマが勇者の影武者を申し出た時、なぜ、わしは許してしまったのか。世界を守る勇者の国の王として、その判断は正しかった。しかし、父親としては間違っていた。トーマもアンルシアも等しく大切な子供であり、勇者であるなしに関わらず守っていかねばならなかった。
未来ある我が子の為に、親として役立てるなら命とて惜しくない。
公でわしは良くないと思ってるので、演説では私になってます。
勇者が全部背負ってる状況、割と好きじゃないので、アリオスさんをはじめ多くの人に頑張ってもらう所存です。
女性の握り拳程度の宝玉は硝子玉の中に白い液体と黒い液体を注ぎ込んだような不思議な球体で、二色の液体は揺れ動いても決して混ざり合うことはない。過去から持ち込まれた先代勇者が不死の力を封じる際に用いた秘術の宝玉は、相変わらず心がざわつく不気味な雰囲気を漂わせていた。
それを福与かな指先がひょいと摘むと、ぐっと指先に力を込める。宝玉に魔力が注がれて淡く光ると、弾かれたように浮かび上がった。次の瞬間、闇に沈んだ天井一面に巨大な魔法陣が浮かび上がる。白い魔法陣と不気味な紫の光を這わす黒い魔法陣が重なって広がる様に、集まった者達が一様に首を仰け反らせて魅入っている。
「伝承の通り、ありとあらゆる力を封印する禁術だよ」
白い指先が頭上に広がる魔法陣を指差して、不吉な術の内容を告げる。
「黒い魔法陣は魂を封印の術に作り替える禁術で、白いのが魂を破壊の術に変換する。魂を禁術によって魔法に変えてしまった空白部分は穢れとなり、術者の魂に致命的な損傷を与える。これは、そういう禁術だよ」
この瞬間、ヴィスタリア姫が現代に残した伝説は事実であり、誰かが犠牲にならなければ魔獣の不死の力を封じる事ができないのだというのが確定した。
わしは生唾を飲み込んだ喉仏が大きく上下したのを、他人事のように感じた。長く瞑目していた目をゆっくりと開き、娘の仲間達を割り、家臣達の間を通り、物見台から正門に至る広間を見下ろした。そこには繭の出現と魔獣の襲撃という命の危機が迫る状況下でも城に残り、勇者と王族を支えてくれた忠臣達が集まっていた。彼ら一人一人の顔を心に刻むように見つめ、わしはそっと口を開いた。
腹の底に息を送り込み、嗄れそうな喉を咳で払う。
満を時して迸った声は、見事押し寄せる雨音を薙ぎ払った。
「触れに出した通り、現在のグランゼドーラは…。いや、世界は危機に瀕しておる。不死の力を持つ魔獣を討ち果たせなかった場合は、その損害はアストルティア全土に及ぶであろう」
集まった家臣達が表情を引き締めた。
戦う力を持つ者は命を賭ける覚悟を新たにし、戦えない者も最後まで己の為すべき事をする決意を固める。間近に迫った死をも跳ね除け、使命を全うしようとする頼もしい表情に、わしは誇らしさが込み上げていた。
「不死の力を封じる方法として選べる選択は一つだけ。先代勇者アルヴァン様が用いた禁術を使う事である」
ざわりと、家臣達の顔に動揺が走った。王家が過去の勇者が禁術を用いたという汚点を、認めたという発言に他ならないからだ。
時間を掛ければ他の方法があるやも知れぬ。しかし、千年前の賢者様が勇者アルヴァン様が使った禁術以外の方法を見出せなかったからこそ、現在に不死の魔王に対して使った禁術以外の術が存在しないのだ。この瞬間に選べる方法は、アルヴァン様の禁術以外存在しない。
娘が袖を引き不安な顔でわしを見上げたが、そっと肩に触れて前を向く。
「禁術は単独で使うならば必死の術である。先代勇者であり不死の魔王を討伐したアルヴァン様でさえ、例外ではない」
しかし! 私は鋭く声を発した。
「勇者アルヴァン様だからこそ、一人の犠牲で済んだだけだ。しかし、一人の犠牲があれば完遂する術でないことも、明らかになっている!」
今回の見せ場、アリオス王の演説です。
この対策は勇者と盟友が力を合わせ禁術を発動させることで、死亡を免れる公式の流れを採用しており、稲野的に解釈を加えた展開になっています。
ざあざあと降り注ぐ豪雨の音が響く薄暗い城内を、燭台や松明の灯りが照らしている。
特に勇者アルヴァンと盟友カミルの像が建つ場所は天井が高い為に光が届かず、不死の魔王と戦った英雄達の顔は闇に溶け込んでいた。そんな二人の尊顔が見える場所に膝をつき、娘は一人祈りを捧げていた。
「先代勇者アルヴァン様。どうか私の大切な友人達を、お守り下さい…」
娘の切なる願いが叶うよう、わしも先代勇者様であり、ご先祖様であるフェリナ様の兄上に祈る。そして、先代の勇者様の悲痛な想いを噛み締めていた。
高貴なる御方と呼ばれし勇者アルヴァンの妻ヴィスタリア様が伝えた伝承と、王家の迷宮を踏破した娘達の言葉から闇に葬られた千年前の状況が明らかになった。その上で、わしは勇者アルヴァン様は己の死後を予想できていたのかもしれないと思ったのだ。
娘のアンルシアと同じく勇者として大魔王を討伐した後は、グランゼドーラの王となり為政者となる道があった先代。そんなアルヴァン様ならば、為政者としての判断に理解があったはずだ。
秘術を使い化け物と成り果てた勇者の死は、不死の魔王との名誉ある相打ちと書き換えられる。盟友カミルは勇者の死の責任を負わされて、よければ追放、最悪処刑の未来。当時のグランゼドーラ王であるジュテ王の完璧な勇者の国でありたい願望は、わしの中にも存在する。
そんな最悪の死後の世界に盟友を置き去りにする事が、どんなに残酷なことか、アルヴァン様は理解していただろう。互いの想いが通じ合っていれば、共に死ぬ事が最も幸せな道だと察していたかもしれない。
それでも盟友を死なすなんて、できなかったのだろう。
娘が盟友の死を拒んだ時の悲痛な声は、まるで生きながらに身を引き裂かれるような悲鳴だった。トーマの死に勝るだろう声が、娘と盟友の魂が結びつく程の絆を示している。盟友とは勇者にとって己の半身であり、命よりも大切なものであり、必要不可欠で、決して失いたくない存在なのだ。
娘が過去から持ち帰った秘術を使い、化け物になってでも不死の魔物を討ち、穢れた魂を王家の迷宮に封印する。勇者の使命を果たし盟友を生かしたアルヴァン様の選択を、娘がなぞる覚悟を決めていたのを知っている。
目の前で跪く娘の細い背中を見下ろす。
大魔王を倒し平和になった世界で、娘は幸せに生きていくはずだった。良き婿を迎え、わしが整えたグランゼドーラ王国を治世で穏やかな日々を過ごし、子や孫に看取られて寿命を迎える。ナドラガンドから救出されて、ようやく幸せな未来が娘に与えられるはずだった。
なぜ、神はこんな過酷な運命を我が娘に課すのか?
ぐっと拳を握っていると、人々の足音が城中から集まり闇をくすぐる。手を解いて振り返れば、娘が信頼する仲間達が準備万端で立っていた。盟友は防水のフード付き外套を羽織って、たくさんポケットがついた道具鞄を抱えるように装備しているし、そんな盟友をフードに収め要塞みたいな大盾と重厚な鎧を纏う保護者が立っている。宿屋協会の警備部長と、過去に旅立って見事禁術を入手してきた若者達も並んだ。彼らの背後にはノガート兵士長と大臣のコルシュが控えている。
そんな錚々たる面々から一歩踏み出したのは、アンルシアと変わらぬ歳に見える娘だ。光すら吸い込むような黒曜石のような剛毛は自由奔放に跳ね回り、福与かな体格が旅人が好む厚手で頑丈な服を着ていても冒険者に結びつかない。にこにこ無邪気で、どこぞの村の出身と言われたら信じてしまう素朴な娘。
そんな娘が禁術の宝玉を乗せた布を大事に捧げ持ち、頬にくっきりと笑窪を刻んで言った。
「アリオス王様とアンルシア姫様に、ご報告します!」
アリオス王視点です! いやさぁ、色々娘の幸せに関して葛藤してほしいと思ってる。
というか、公式状況的にゲームの主人公のポジションの子が男性だった場合は結ばれそうなアンルシアちゃんな訳で、婿である男性の経歴がアレすぎて思わないわけがない。色々葛藤してほしい。
拍手に感謝!ぱちぱちっとありがとうございます!
https://www.nintendo.com/us/store/products/far-changing-tides-switch/?srsltid=AfmBOoqh2qbOAUd_nwBjOQzJTamUwvuCeGzVOyrR_T7JpDKeAfcI8S3E
ファーーーーーーーーーーーー!!!!!!!(クリア直後の感想)
以前、プレイしたFAR LONE SAILSの、同じ会社による同じシステムの冒険譚。
前作プレイ感想会はこちらへ https://openbox.blog.shinobi.jp/Entry/60/
前作同様の崩壊した世界にたった一人残された子供が、誰かを求め前へ前へ進んでいく。前回との違いは、舞台が水没した世界であること。子供は帆で風を捉え、無風の時は機械仕掛けの櫂を動かし、船を拡張しながら、ゆく手を阻むものを回避し、時にはどかしながら進む。
子供が進む先は、誰かが待っている希望か、それとも誰も見つからない果てしない旅か。
前作は前進という意味合いが強かったが、今作は前だけではなく上下にも移動する。前作よりも冒険要素が増えて、ドキドキワクワクする要素が強まった印象です。ただ、初見で気がつけるかっていうと、鈍感稲野には難しく、謎解き要素は前作よりも難しくなっていると思います。燃料を無駄遣いしないように、帆を広げて進んでると非常にゆったりしてスローライフ感の漂う雰囲気を味わえる。ただ、深世界やってた関係で、子供がそんな深部潜れるのかとか、流氷流れてる海に潜るとか人の心無いんかとか思ってしまう。まぁ、システム的にタフな子供は死んだりはしないので、あまり野暮なことには目を向けず走り抜けました。
何らかの信仰の形跡。死んでいった人達の跡。世界の雰囲気は前作よりもぐっとパワーアップして大変魅力的でした。生きている人を見つけたと思って近づいたら、すでにこと切れていた時の子供の悲しさは胸に迫ります。
最初に訪れた部屋にあった植物を拾っておくと、後々植えられて育ってくれるので愛着が湧きます。
言葉がないからこそ、世界への没入感を補うのが自分の感性だけで移入がすごい。
そして冒険の最後。
は?
え?
みた、ことが、ある………?
ファーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!
こんなことが!!!!!!うわあああああああ!!!!!
是非に、このゲームは前作をプレイしてから始めることを強く強くお勧めする。
前作をプレイしてから、このエンディングを見てほしい。
私は、本当に前作のエンディングが、海外インディースの救いの全くない終末世界にファーファー言いながらキレてたが、今作で完全に救われた。
ありがとうございます!本当によかった!冒険してる感もすごかったが、ラストが本当に救われた。本当にこの素晴らしいゲームを作っていただき、ありがとうございます!!!!
ちなみにこのゲーム、9日まで80%オフだし、時々80%オフセールしてくれるので、機会があったらどうぞ!
拍手に感謝!ぱちぱちっといっぱいありがとうございます!
コメントは直にお返しいたしまっす!
さて、お襦袢が直されて襟首の白いやつが新品になって帰ってきた!
うん十年前の母の振袖の襦袢なわけで、どんなに綺麗に使ったとしても白いところは皮脂の汚れで黄ばんでしまっておりました。新品に取り替えたんだから、綺麗に使いたい!
と言うことで、半襟を縫い付けます。
半衿というのは首周りの襦袢の白いところ。着物でも首元に見える白だったりカラフルな襟色のあれは、襦袢ではなく半襟という襦袢に縫い付けられた布です。おしゃれという意味合いもありますが、首周りに直に触れる場所なので汚れ防止の意味があります。汗をかいてもパッとはずして半襟だけ洗うなんて使い方するらしいです。
まぁ、呉服屋さんだと着物はおしゃれーな着こなしさせたいので、半襟もとっても高貴でおしゃれなキラキラしたものが多い。まぁ、きらきらの糸で縫い付けたゴージャスなやつも、レースの可愛い感じもええと思いますよ。絹だし肌触りも良いよね。
でもな、稲野は着物面白そうだから着るんだよ。
半襟でお遊びの本領発揮すんべよっ!!!!!!
店員さんがお薦めする反物とか結構素直に聞いてたし、すげー高いショールいいものだからって一期一会の歴戦のオタ猛者の判断力で買っちまったけど、ここは押されねぇぞ!!!!俺は、半襟で遊ぶんだよおおおお!!!!!!!
というわけで、半襟とする布を買いに手芸屋さんに行きます。もうねー、近所の手芸屋さんマジで無くなってて、絶滅危惧種的な感じなんだけど泣きたくなってくる。
手芸屋さんはちょっと大きめの販売スペースを持つドリームさん。いや、ドリームさんあんまりお世話になった事ないが、売り場面積がデカくないと売り物の数も多くないのが手芸店の宿命です(どんなに大手でも売り場面積小さいと、シートフェルトすら扱ってない)ので、自宅近辺では最大規模に伺います。
やーーーーっぱり売り場面積大きいと、布地を裁断して売ってもらったりとかしてて心躍っちゃうなぁー。稲野は手芸の扱いジャンルがフェルトだったからご縁なかったが、布を買う目的で見ると色々違って良いねーー。
さて、半襟のサイズは調べてきており『幅が15cm~20cm程度、長さが100cm~110cm程度』とのこと。結構着物の下に隠れてしまうので、そのサイズを遵守しなくても良い感じ。
100均のカットクロスでは流石に小さいので幾つもつなげるという点で半襟として美しく仕上がらないだろうが、手芸屋さんのカットクロスは縦60cmあるので、背中で繋げてそこまで見苦しくない仕上がりになるはず。理想は一枚布だろうが、やはり物量の中から選べるカットクロスは面白の宝庫である。
シンプルに無地もあれば、コラボ的なデザイン、小さい花柄からペイズリーのような伝統的な柄までよりどりみどり。着物が柔らか明るめカラーなので、ビビットな赤い半襟にしたいなって思ってるので赤系を中心に見ていきます。
もうねー、トマトとかイチゴとか、幾何学っぽい薔薇モチーフもあったら良いなって思ってたが、なかなか良いのが見つからない。シマエナガもかなりプッシュされてるが、『エナガな……』とそっと戻す。真剣な顔でカットクロスエリアを徘徊する稲野。ついに見つけました。
和菓子と柴団子が散りばめられた和がテーマな赤いプリントクロス!!!!!
わはははっはは!!!!柴な!!!!!!
こう、襟首見て柴を見て『柴!!!!????』って相手になってほしいやん?????なにそれ、柴www団子wwwって思われたいじゃん。着物可愛いとか綺麗で終わられるだなんてつまんないんだよ!!!!こういうの求めてたんだよ!!!!!!
色も望み通りの赤いビビットカラー!
ちょっとサイズ的に厳しいかもと日和ってしまい、二つ買っておきました。なかなかに上手くいかず、綺麗に縫い付ける事はできなかったが、結局、一つしか使わず。無駄にしたなぁーとか思った年末でした。
しかし、無駄にはならなかった!!!!
襷を作ります!!!!!!
襷(たすき)です。稲野的には箱根駅伝でしか見た事がない。え?たすき????
たすき作るの???????稲野が???????
イベント会場で着物の袖がお隣のブースのものとか引っ掛けたら、オタク界隈に迷惑をかけるヤバい服・着物って認識になる。稲野は今、着物ユーザーの代表としてサークル参加していかねばならない。着物に嫌な印象を持たれぬために、行儀良くあらねばならぬ!!!!!
(実は元旦あたりに着物がコスプレ認識のスタッフがいるとかいう発言をフォロワーさんのつぶやきで見て、え???着物ってコスプレチケットないといけないの????と凄まじい不安に駆られて一生懸命調べた。ちなみに今回参加する赤ブーさんのコスプレ定義は『赤ブーブー通信社では、サークル参加、もしくは一般参加し、何らかのキャラクター(創作・パロディ問わず)に扮した衣装をまとってイベント参加することを指します。(コスプレ参加について https://www.akaboo.jp/guide/item/p0004.html)より』なので、おしゃれ服としての和服はオッケーではと判断する。一応イベントに着物で参加する層もいるらしいが、稲野は見た事ないのでとても不安ではある。やっぱり洋服も持参したほうがいいのかなぁ)
なんか長くなったが、着物で周囲にご迷惑をかけないよう、袖をコンパクトにまとめる襷掛けをするべきではと思い至った。
なので、襷を作ります。調べると りぼんみたいな襷もあるのだが、実用性大事なので自作します。調べると2m以上あれば十分らしいので、先日買った和菓子+柴のカットクロスを4分割し、60cm×4=240cmの細い布を作ります。やはり、アイロンの力は偉大。もっと活用するべきだなって思いました。
期間限定のOVAブラックジャックの時代を感じさせぬクオリティーを噛み締めながら、ちくちくして完成です。半襟の布が思わぬところで消費されて嬉しい。可愛い襷でテンション上がります。
装着は翌日、着物の練習に着るので、その時にお試しでつけてみます。
Youtubeで調べたら、意外と簡単につけられるらしいんですよね。
イベント参加に和服を着ていくというのが秒読みになってきて、不安が募ってきますね。
頑張って練習して不安を無くしたいところです。
拍手に感謝!年始早々、たくさん拍手いただきありがとうございます!
まぁ、イベント準備で更新が疎かになっておりますが、拍手とってもありがたく受け取っておりまっす!