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ハコの厚みはここ次第!
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稲野 巧実
『ハコの開き』の管理人。
様々なゲームに浮気しつつ、アストルティアに度々出没する駄目社会人。ルアム【XI881-625】で冒険中。エンジョイ プクリポ 愛Deライフ! 貴方の旅に光あれ!
行動してから後悔しろが信条の体育会系思考。珈琲とチョコと芋けんぴがあれば生きて行ける!
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「あの浮いているカラクリ、面白かったな! じっちゃん、オイラもあれが欲しいぞ!」
 ビャンさんに散々乗せてもらった兄さんの横で、エンジュさんが首を横に振った。エンジュさんはほんの少し乗っただけで、転げ落ちそうになったんだもの。この宴席が始まるまで、ひどい顔色だった。
「ビャン君の乗っているドルボードは、古代ウルベア帝国時代に存在したオリジナルじゃ。とても賢いシステムが収まっておるブラックボックスはとんでもなく頑丈でかつ、厳重な施錠の魔法陣が施されておって未だ覗けぬが、『低空飛行をする』に限ったシステムの構築には成功しておる。今、ドルワーム王立研究所が量産型ドルボードを開発していて、数年内には中堅の冒険者が購入できる程度の費用で発売したいと院長君が言っておったぞ」
 他愛のない話が皿が空になり、新しい料理が運ばれるように次々と交わされていく。久々に噛みしめる皆との日常を幸せに感じる。
「何はともあれ、みんな無事で良かった! みんなに会えて、オイラ、とっても嬉しいぞ!」
 兄さんの言葉に、各々が嬉しそうな笑みを浮かべた。
 グランドタイタス号を降りて三門の関所で別れて以来、全員が一堂に会したのは今回が初めてだった。迷いの霧を抜けたレンダーシアに満ちた不穏な空気、勇者の大国グランゼドーラが拒絶とばかりに硬く閉じた扉。それらを見上げて、僕らはこの先は何が起こるか全くわからないと覚悟を決めた。もしかしたら死ぬ事すらあるかもしれない。互いに遺言と呼べる手紙を預けあって、別れたのを昨日の事のように思い出す。
「結局、調査団は全員生還だったんだってねー。本当に一人も死者が居なくって、良かったよー」
 スパイスを効かせてパリパリに皮を焼いたタンドリーチキンを頬張ろうとしたイサークさんの鳩尾を、ルミラさんが容赦無くついた。青い肌のウェディの肌は真っ白になって悶絶。ルミラさんは俯いたエンジュさんの肩を労わるように抱き寄せた。
「すまない。ガノと合流する前に、ルーラストーンタクシー協会を通じてセレドの町へ行ってきたんだ」
 子供しかいない、セレドの町。なぜ、大人が消えてしまったのか。その調査をする為に滞在したエンジュさんとルミラさんは、最終的にその真相を手にすることができた。でも、それはとても喜べたものじゃない。子供達は死んでしまっていた。生者と死者は共存できない。親の元に帰るりたい子供達の願いを叶えることが、不可能だと確信するようなものだった。
 すんと鼻を啜ったエンジュさんは、僕らに言う。
「セレドの子供達は立派ですわ。真実を知っても、生きて行くと前を向いているんですもの。あの子達のお墓に花を手向けただけで、べそべそ泣いていては笑われてしまいますわ!」
 そう笑いながら兄さんの果実酒を奪って飲み干せば、兄さんはひどい返せと大騒ぎ。
 笑って流されそうになるけれど、エンジュさんはきっと子供達のことを思って泣いたんだろう。子供達が親元に帰れないことを嘆かないで前を向いて歩こうとすればするほど、その胸の中に燻っている悲しみを感じずにはいられなかったんじゃないか。死んでしまった者は蘇らない。会ってきた親達は死んだ後の子供達と過ごしてくれた事に、感謝すらするかもしれない。感謝される事じゃない。きっと彼女らならそう思う。だからこそ、苦しい。こんな結果を悔やんでいるんじゃないかって思うんだ。
 でも彼女らが子供達と会った時には、迷いの霧がレンダーシアを包み込んだ頃には、もう、全てが遅かった。どう頑張ったって、彼女らが親と子を一瞬でも再開させることができた、それ以上のハッピーエンドなんか存在しないじゃないか。
 でも、そんなこと、僕が言える立場じゃない。過ぎ去って取り戻せないものほど、後悔しちゃう事を僕は知ってるから。


さらっとセレドの後日談。
セレドの親達はとても感謝するだろうけれど、居た堪れない二人です。しかも、先日まで一緒に暮らしていた子供達の墓に花を手向けるとか、一種の医者みたいなことを生業にしているエンジュにはキツイことだと思います。行動や発言は過激ですが、生命のことについては戦士のルミラよりも繊細です。
ドルボートが早くリリースしてたら、ドゥラ院長やメンメ女史が頑張ったってことにしてます。値段は250万ゴールドくらいを想定してるんですけどどうでしょうね?(Mサイズの土地のスタート値段。最近の稲野の金銭感覚が吹っ飛んでるので、画期的で最新鋭なのに安すぎるとすら思う)
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 乾杯の音頭高らかに、杯が掲げられ打ち合う。木造の酒場を照らす照明は暖かい光の色で、夜も更けてきたのに日向の中にいるようだ。テーブルから転がり落ちそうな程の料理の数々を、テーブルを囲む皆が奪い合うように摘んでいる。メルサンディの食卓を懐かしく感じる、美味しそうなパンの籠。川魚のフライと細切りにしたフライドポテトを立てるように盛り上げた、ドラクロン盛りにルミラさんがカメラを向けている。アラハギーロのスパイスの香る肉料理と、セレドの山の恵みの煮込み料理が中央の覇権を争っている。そこに無遠慮にグランゼドーラ産の馬刺しが乗り込んでくるのだから大変だ。
 グランゼドーラはピアノバーなど御洒落な酒場が多いが、宿と併設された市街地の酒場は乱闘も見世物のような大賑わいだ。どこかで楽師が楽器を奏でれば、イサークさんを含めたウェディが大合唱。プクリポはなぜか集まって踊り出す。レンドアとグランゼドーラ間の定期便が再開された事もあって、酒場は5種族の冒険者でごった返している。
 ヒゲに泡をこれでもかと付けて、白い面積が倍に膨れ上がったガノさんが小さい樽のようなジョッキをテーブルに叩きつけた。
「いやはや! やはりレンダーシアは麦酒よ! 大穀倉地帯であるメルサンディの黄金を思わせる琥珀の色味、かの地の清流の美味を説くと讃えよと我らがワギとて言わざる得まい!」
「嫌ですわ、ガノさん。一杯目から酔っておられますの? 貴方の若いご友人は何処にお暇してしまいましたの?」
 眉根を寄せて白酒を啜るのはエンジュさんだ。彼女の言う『ガノさんの若い友人』とは、僕達と合流する前に行動を共にしていたビャン・ダオさんの事だろう。エンジュさんの問いに、湯浴みをしてきたルミラさんが答える。
「ビャン殿なら、明日の早朝にはソーラリア渓谷に向かうと早めに就寝したぞ」
「僕らと一緒に行けばいいのにー」
 そうひょいっと木製の大皿に雪に閉ざされた大森林を表現したかのような、てんこ盛りのコールスローサラダを持ち込んだイサークさんが笑う。手際よくそれぞれに分けるローリエの菜箸は、昼間に転んだ子供にホイミかけるのに使ったスティックじゃなかったかな?
『そんなんだから、モテないんだよ。イサーク。旧友達の再会の場に、水を差さぬよう遠慮したんだろう』
 頭の上でぱかぱか笑うように動くトンブレロソンブレロに『レディ、ひどいよー』と涙目で訴える。
「しかし、ソーラリアは自然と古い遺跡が混然一体となった明光風靡な場所だが、魔物も多く出没して観光に行くような場所ではない。イサークの言う通り、単独で行くのは危険ではないか?」
 ルミラさんの生真面目な心配に、ガノさんは同意しつつも笑った。
「イサークやルミラ嬢の言うことは理解できる。じゃが、ビャン君は一端の冒険者。レプリアという仲間もおるし、あのドルボードがあれば逃げ切ることも容易かろう」



エテーネ村編、始まりました。
ここにくるまでに2ヶ月は使いました。理由は『砂の海』とこの話の間に、トーマの行方のボス、ヘルバトラー戦を投じるために3回はまるっと書いてはまるっと消してを繰り返していた為です。個人的にはレンダーシア調査団の結果を賢者の皆さんでお話しして、ヘルバトラー出てきて大魔王はお前らの寝首なんか簡単に掻けるんだぜって宝物庫から堂々と盗んでいくのを賢者の力量でねじ伏せる話でした。個人的には居眠り太郎のブロッケンさんの戦闘スタイルの話を盛り込むつもりだったので、すごく書きたかったのですが

ここまで書けないなら、ここまで書いて納得しないなら、もうこれは書く必要があるのかないのかってレベルの話がする。

と至りまして、書く必要性を吟味した結果まるっとカットすることになりました。
この話もだいぶテンション的にはイマイチで不安しかないですが、最終的に完成版であろう本の時に治ってりゃあいいやって思ってます。

拍手に感謝!ぱちぱちっとありがとうございます!

症状が見つからなかったので、修理しようがなかったです。とのこと。

うーーーーーん。
もっと元気がない状態で連れて行くべきだったと反省してます。
もっとやばくなる前に修理に出したほうがいいって言われて、私も慣れてないからビビってしまったようです。
これから年末年始に原稿があるのですが、そこで故障しないことを祈って初期化しました。

先週くらいからまれーーーーーーに画面にノイズが走るようになりまして、今週には頻度が増した気がしたので修理に出すことにしました。最悪のタイミングで故障した経緯があるからか、友人から症状が軽いうちに出しておけとプッシュされました。
しかし修理の依頼出して症状説明している間に、ノイズひとつ走らせないうちの子本当に人間みたいで困る。(具合の悪い人、病院連れて行くと症状落ち着くことがよくある)
今までデスクトップで、頑丈で、風邪ひとつひかない強い子達だったのですが、今の子は初のノートパソコンなのでちょっと弱いらしい。万が二桁越えなきゃ、修理費は積極的に出していきたいです(必要物品の出費は基本惜しまない)

作業環境が修理期間中なくなるので、サイトが停滞します。
一応、制作欲はあっても、いい内容が制作出来なくて停滞気味なので大変申し訳ない。制作欲が出てきても出鼻挫かれる形での不調だったので、きちんと直して憂いない状態で制作したいってわがままです。わがまま。

たまーにTwitterとかに湧いていると思うので、元気にやっていると思ってください。

DQB2の沼から返ってこれそうな気がする…。
描きたい欲求はあって先月中ごろに執筆欲求ぶちまけてみたのですが、なかなか良い話が書けなくて更新できずにいます。なんてこった。

とりあえず、DQB2の感想を述べていきます。
ストーリーはぶっちゃけ1に比べるとえぐみ少なくて残念。1の良さを再確認する思いです。
本当は写真とかとってあげたい所なのだが、上げ方がわからない残念。


モンゾーラ編
とにかくのマギールさんとチャコちゃん師弟の可愛さを噛みしめる話。モンゾーラの広さがビルダーズ2の世界の広さを実感させてくれて1との違いを感じさせてくれます。ログハウスめっちゃ作ってました。
恵の大樹作りが楽しすぎて、一人で建築しました。

オッカムルイ編
トルネコの音楽がフィールドで使われていてなんでだろうと思ったら、納得の地下探検。ひらすら地下に潜って広がっていく世界が新鮮です。オッカムルイの建材は好みじゃなかったので、この地域の建築はいまだに作り込んでいないです。
筋肉は可愛くて好きなんだけど、ちょっと微妙なんだよなぁ。

ムーンブルク編
埋葬。とにかく埋葬が心にくる。そこ、すごくリアルにやらなくて良い。
実は風のマントで初っぱなからロンダルキアに迷い込んだりしていたりしました。旗の使い方がいまいちわからなくて、ロンダルキア3人で攻略するのがすごく大変で、一匹倒してはデスルーラを繰り返しました。なので、城は全然手薄じゃないからお前ら頑張ってくれよって思いました。
シドーの苦しみが辛い。
ストーリーがイマイチで、この時点でもはや早くクリアして建材全開放して建築のめり込みたい欲が半端なかったです。

シドー編
早くクリアして(以下略
再びの船長が嬉しかった。ジゴックさんのなんちゃって!なんちゃっって!!!!最終アプデでみんな連れてこれるらしいので、楽しみです。
ラスボスシドーと少年シドーの扱いが微妙でした。破壊神の善意って意味で分離したんだろうけどなぁ…と消化不良。ハーゴンさんの設定生かしたとてもいい設定が土台だったけれど、そこから上の部分の作り込みが足りなかったのか説得力に欠けた気がします。


建築編
とにかく建築がガチで楽しいやばい。沼。底なしです。本当危ない。みんなこない方がいい。ブレスオブワイルドよりも時間がたくさん溶ける。カッター最近手に入れたんですけど、この便利道具やばい。語彙力もなくなる。けんちくたのしい。
とりあえず、全部の建築パックは買うべき。本当買うべき。


とにかく1よりも建築俄然楽しくなってて、建築のためのゲームといって過言じゃない。
それぞれストーリーで訪れた島も再開拓できるし、楽しみは無限大って感じが本当にすごい。
このDQB2は最初から自宅の設定を踏まえてプレイしていましたが、色々と合致して楽しく遊べました。きっとDQ2小説完全版はこの部分も汲んで加筆されることでしょう。DQB2編が始まるかも。ただなぁ…ダトニオさんはくせ毛なんだよなぁ(ずっと言う)

リハビリがてらパソコンに触れていきたい(そこ)

拍手に感謝!ぱちぱちっとありがとうございます!

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