ハコの厚みはここ次第!
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稲野 巧実
『ハコの開き』の管理人。
様々なゲームに浮気しつつ、アストルティアに度々出没する駄目社会人。ルアム【XI881-625】で冒険中。エンジョイ プクリポ 愛Deライフ! 貴方の旅に光あれ!
行動してから後悔しろが信条の体育会系思考。珈琲とチョコと芋けんぴがあれば生きて行ける!
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ランドンの雪解け水が大滝となって大空洞を二分する空間を、白い息がふわりと広がって消えていく。大滝の飛沫は大空洞に霧雨となって降り注ぎ、しっとりと濡れた岩肌が凍り付かぬのが不思議なくらい冷え切っている。
いや、これからこの大空洞は凍りついていくのだろう。
ドランド王国が滅んだ今、この大空洞は元の在るべき姿へ戻っていくだけなのだ。
鬼人の死体とオーガ族の体を保ったドランド兵の亡骸が、互いに凄惨な状態で折り重なっている。五体満足な遺体など存在せず、首を落とされ、腕がもがれ、足を踏み潰され、胴に穴が空いてる。裂けた下半身から大量の白濁と血液が流れ出したまま果てたもの、崖から落ちて滝壺に浮くぶくぶくに膨れ上がった水死体が、悪鬼ゾンガロンに蹂躙されたドランド王国の最後を物語っている。この世の地獄を煮詰めたような臭いを覚悟していたが、冷気によって腐敗臭がそれほどではなかったのは幸いと言えるだろう。
鬼人になったドランド軍の歓迎があるかと思ったが、もぬけの殻で拍子抜けだ。
宣戦布告の通りオルセコへ向かったとして、それを心配するつもりは毛頭ない。オルセコに滞在する闘士達をグリエがまとめ上げているならば、鬼人の軍勢など敵ではない。
「…これが難攻不落と謳われた、強国ドランドの末路か」
俺は感慨なく、足元に転がった敵兵の兜を蹴った。兜割を受けて頭頂部に大きな割れ目を作った兜は、硬い岩の上を何回か弾んだ後、柵の隙間から落ちて滝壺に飲まれていった。
轟々と鳴り響く大滝の音を遠くに聞きながら、何者も阻む者のない鬼岩城の中を独り進む。
ゾンガロンとの対決の際に、鬼人という敵になりかねない人数を引き連れるのは愚策だ。俺はゾンガロンに挑む時、必ず独りと心に決めていた。独りで戦うからこそ何者にも負けぬ実力であるべきと、全ての階級のチャンピオンを圧倒し、人一倍の修練を己に課した。
オルセコ闘技城の舞台から見上げる筒状の空に向かって、太い腕が太陽へ突き上げられる。背に国章を刺繍した真紅のマントを翻し、大岩のような頑強な肉体が聳え立っていた。
先王であり父ゾルトグリンを、俺は尊敬していた。
オーグリード大陸各地から猛者を集めて開かれる武術大会において、各階級のチャンピオンを相手取って大立ち回りを繰り広げ、喝采の中で拳を突き上げる父は間違いなく大陸最強だったと俺は思っている。逞しい腕は躊躇いなく家臣を労わり、快活な笑みは民に慕われた。勇猛さと優しさを兼ね備えた名君であったと、誰もが口を揃えて讃えただろう。
そう、全ては過去形。
父は誰にも行先を告げずふらりと出かけ、帰らぬ人となった。
普段なら生死も定かでない居もしない存在が、意識の端に上る事などない。そんな無駄な事よりも、体を鍛え精神を研ぎ澄ます方が余程有意義だからな。だが、その無駄が込み上げるのも、俺の手の中にある壊れ物の感触のせいだろう。
短くなるかなぁって思いながら、ギルガランとゾンガロン。
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ハイラルの王族はリト族一番の弓の名手から、弓術の手解きを受ける。ゼルダ姫の弓術の師匠は、リーバルが優勝を収めた弓術大会の審判を務めた里一番の狩人だった。ハイラル王の師匠はもう里にはいないが、大人達なら誰もが知っている弓の名手だったはずだ。ゼルダ姫に子が生まれたら、リーバルに声が掛かるだろう。
それを知っておきながら、王族の狩猟は娯楽だと心の何処かで馬鹿にしていたリーバルは、あまりに実践的で驚いてしまった。
耳を澄まし、身を低くして森に溶け込む。獣の足跡を探し、足跡を読む。
ハイラル王宮で豪華な衣装に身を包み、リト族に負けぬ胸筋を張って歩く王が膝を泥で汚し藪に潜り込む。勿論、先ほど薪割りをしていた森に溶け込む渋い色のシャツとズボン、森の中では光るほどに目立つ白髪を黒いフードの影に押し込んでいる。リト族の里長も狩人から引退してる思い込みも手伝って、国で一番偉い者が本格的な狩りをする姿に、開いた嘴がなかなか閉じなかった。
ぎっと弓を引き絞り、息を詰める。
獲物が王の漏らした殺気に、はっと顔を上げた。
たぁん!と音を響かせて、鹿の眉間に矢が穿たれる。倒れた鹿に素早く近寄ると、解体用のナイフを取り出しさっと首を掻き切って血抜きを行う。その手際の良さにリーバルは感嘆の声を漏らした。
「お見事です」
世辞ではなく、心の底からそう思う。
一撃で獲物を屠り、喜びの声を上げるよりも血抜きを優先する、リト族なら一人前と評価される狩人だ。王はようやく真剣な表情を緩ませ、『リト族の英傑に褒められるとは、嬉しいのぅ』と冗談めいた口調でも喜びを露わにした。
蔦を切って鹿の手足を結ぶと、よっこらせと担ぎ上げた。
シーカータワーを用いて食料を安全な地域から運ぶことは出来ているが、陥落したハイラル城から撤退した兵士達の胃袋を満たすにはまだ心許無い。この鹿も解体されて兵士達の糧になるし、狩った獲物が血肉になるのは正しいと、リーバルは獲物を背負った王の大きな背を見上げた。
「少し前までは、良く取り逃がしておったよ」
ご冗談を。そう返事をしようとしたが、切ない王の声にリーバルは黙り込んだ。
ゼルダ姫の努力を、リーバルは高く評価していた。それと同時に、その努力が報われていない事もリーバルは知っていた。王宮ではゼルダ姫は『無能な姫』と呼ばれ、王は姫を貶す不敬を沈黙という形で黙認していた。
リーバルは姫に同情していた。
努力はリーバルだけが使える唯一無二の力になったし、村一番の戦士として同族から評価されていた。それは当然のことなのに、その当然が姫には与えられないことが不憫でならなかったのだ。
勿論、王には王の事情がある。その事情は同じ英傑となり肩を並べる者達の方が詳しかったし、健気な姫君は王を決して責めなかった。姫様が責めないのなら、部外者の自分がどんなに囀ったとしても意味はないと若くともリーバルは弁えていた。
「娘と和解出来て、迷いが消えたのじゃろう」
ほっとした安堵の声。
確かに、王宮で会った張り詰めた感じでは、獲物にも逃げられてしまうだろう。そんな事は、弓を持たせてもらったばかりの雛鳥でもわかる事だ。あんなにも頑なな顔で近づかれては、雷が落ちると尾羽を腹の下に収めて震え上がってしまう。
厄災が復活し娘の優しさに助けられた父は、封印の力が全てではないとようやく受け入れられたのだろう。娘も封印の力に目覚め、ようやく父と向き合うことができた。
当然が、ようやく始まったのだ。
「それは、良かったですね」
本当によかった。
リーバルは心から同意しながら、何気なく弓を引いた。たぁん!と音を響かせて、木々の隙間を縫って鹿の眉間に矢が刺さる。リーバルが斜面を降りて、素早く鹿の血抜きを行う。
にこりと笑顔を王に見せれば、王はむっと唇を尖らせた。
狩人達の朝は、明日も早いだろう。
始まりの台地でリンクの先生してた王様めちゃくちゃ狩り上手だったので。リーバルも当然狩り上手いだろうし、張り合ってほしい願望がこもってます。
捏造かなりあるので鵜呑みはしないでほしいです。
元々最推しでしたがリーバルがすごく若くて、リンクやゼルダと同年代か年下かもしれないという話を聞いてまじか!!!!!!????ってなって今に至ります。
女神が降り立ったと言われ、ハイラル最大級の大聖堂が建てられた台地。宿場町から階段を抜け大聖堂へ至る参道は美しい石畳が敷かれ、煉瓦を積み上げ白い漆喰を塗り重ねた美しい道が整備されている。参道の傍らには聖堂の預かり手である聖職者達の建物があるだけで、台地の殆どは手付かずの自然が残されている。天を貫くヘブラよりも低くとも防寒具なしで登るのは無謀な雪山に、心の臓を止めるほどに澄んだ雪解け水の湖。森は鬱蒼として多くの命を育み、魔物達でさえ我が物顔できぬ原始のままの世界がそこにある。
そんな大聖堂から少し離れた場所に、使い込まれた丸太を組み合わせた頑丈な小屋が一つ。見晴らしのいい平原にポツリと生えた大樹の木陰に、ひっそりと隠されるように建っている。
しかし、隠れる気がないと言いたげに、一定の間隔で音が朝霧の中に染み渡っていた。
音の主はぶおんと無骨な樵の斧を振り上げ、切り株の上に置かれた不揃いな木の上に振り下ろす。慣れぬ者なら木の上に斧を当てる事すら難しいのに、音の主にかかれば子供でも出来るように易々と薪にかえてしまうのだ。
大樹の樹皮に似た渋い色合いのシャツの上に、丈の短いフード付きの短い外衣。緩く波打つ真っ白い髪を一つに結わえ、滴る汗を使い込まれた手拭いで拭う。
「起こしてしまったかね?」
その顔は威厳溢れる皺が刻まれているが、立派な体躯から溢れる生命力は若者のそれである。厄災ガノンの襲撃により辛くもハイラル城から撤退したローム・ボスフォレームス・ハイラルに見上げられた、若きリト族は小鳥のように喉を震わせて笑う。
「リト族の朝の早さはご存じでしょう?」
他の種族と比べれば夜目が利かぬリト族は、夕日が沈む頃に眠り朝日と共に目覚める。勿論、リト族のみの集団なら不寝番も行うが、他の種族と行動を共にする場合は免除されることが多かった。
枝から飛び降り、翼を一つ羽ばたかせてふわりと降り立ったリト族の英傑リーバルは、丸太の周囲に転がる沢山の薪の一つを手にした。申し分ない大きさの薪は、小屋の脇に積み上げられて乾燥されるのだろう。
「精神を研ぎ澄ますのに、薪割りは丁度良くての」
そうなのですか。リーバルは当たり障りない相槌を打った。
リト族は薪割りという重労働を、里の近くの馬宿に住み込むハイラル人に委託していた。リト族自前の暖かい羽毛のお陰で夜に火を必要としないが、食事の支度で薪は必要だったからだ。こーん、こーんと薪を割る音は、リーバルの望郷を掻き立てた。
リーバル。リト族の若者が畏まる前に、王は二の句を告げていた。
「共に狩りに行かぬか?」
なんかアストルティアの星の執筆乗らないし、厄災の黙示録面白かった記念に10本くらいは書きてぇなぁくらいは思ってます。
私はハイラル王のめっちゃパワータイプでつよっっっっ!!!!ってなった人です。
両手剣で横殴ってガーディアンよろけさせそうで、その白髪はわざと色抜いてるんじゃないですか疑惑がある。めちゃんこ筋肉ついて強い。
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肩に置いた足越しに、ドランド王が大きく震える。我は足を下ろし、ドランド王の頭を渾身の力で打ち据えた! 獣と化して膨らんだ体が、滝の水で黒々と濡れる石床の上に叩きつけられる。
「自ら獣に堕ちた家畜が贅沢を望むか!」
そうだ。貴様達は自ら望んで獣になった!
獣になった同胞の手によって跡形もなく消えゆく故郷を。生きながらに腹を裂かれ赤子を引き摺り出された妻を抱きしめ、気が狂って叫ぶ夫を。強姦され内臓が破裂した苦悶の顔を火に焚べる死んだような顔の親を。逃げ惑う中で一縷の望みを抱き川に飛び込み、ぶくぶくに膨れ上がった遺体が埋め尽くす滝壺を。獣になった同胞が闊歩する中で、獣になりたいと懇願する声を聞き逃すと思ったか?
「貴様らは我の玩具よ!」
我はドランド王の首を掴み、釣り上げた顔を睨め付けた。
「玩具ならば玩具らしく我を喜ばせろ! 家畜ならば家畜らしく我が腹を満たすのだ!」
黒々とした肌に、白く食いしばった歯が開く。我の腕を、ドランド王が掴んだ。
「我が同胞は玩具でも家畜でもない」
瞬間、我が腕に電流が走る! 咄嗟に手を離せば、ドランド王は軽やかに間合いを開ける。油断なく身構え我に視線を向けたまま、ドランド王は大きく息を吸い込んだ。ひと回り大きくなった体から、大空洞が震える程の号令が響き渡る。
「聞け! 我が親愛なるドランドの民よ!」
その声は、獣に堕ちたとは思えぬ、かつてのドランド王の声そのもの。
「戦いのドラムを鳴らし、 オルセコ軍を突破せよ!」
大空洞を獣達の雄叫びが上がる。角笛が高らかに鳴り響き、戦いのドラムが空気を地響きかと思うほどに打ち鳴らす。人間が踵を返す背を、ドランド王が景気良く叩いた。
よろける人間に、ドランド王はおかしそうに笑う。
「人間、終わりでないというなら、同胞を安寧の地へ導くのだ!」
何を言っているのだ? 我は耳を疑った。
ドランド王国のこれまでは迫害の歴史と言えた。グレン肥沃の故郷を滅ぼされ、各地を転々とする中で蹂躙され誇りをこれ以上ない程に穢されてきた。ドランド王国が籠城に適した鉄壁の城を作り上げたのも、同盟国を一切持たないからだ。故に我単身で乗り込んでも、こやつらには逃げ場も助けもなく敗北してしまったと言える。
同胞しか信じられぬ者が、最も大事な己が国の民を、他種族である人間に託すなどあり得ぬ!
「気が触れたか、ドランドの王よ!」
ドランド王の瞳が、雷光を吸い込んでぎらぎらと光っている。人間を見送った不敵な笑みは清々しく、我は迫り上がった不快感にえずく。
「祖国を守れぬ王など、王にあらず!」
あぁ、良かろう。
望み通り、一足早くメインディッシュを喰ろうてやろう!
中編完走!!!!!!
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大滝の音に飲まれ無視できていたが、湿った岩の上を鼻歌混じりに登ってくる足音は聞こえていた。ついにドランド王国の謁見の間に相当する位置まで登ってきたのは、宣戦布告を聞いて乗り込んできたギルガラン王子ではなくオーガの地では珍しい人間族の男だった。
人間族の基準であれば中肉中背の凡庸な体格であろうが、オーガ族の子供よりも貧相な男だ。武術を嗜んだ身のこなしもなく、魔術に秀でた気配もなく、銀の竪琴を持つ手だけが歪に歪んでいる。古い血溜まりのような髪と瞳、目鼻立ちは見苦しくはない程度でしかない大衆に埋没するような男。しかし、男の身につけた服は極寒の地を行くような毛皮を裏打ちした分厚い旅人の靴であり、靴は履き潰されて草臥れている。
なによりも不気味なのは、鬼人の国と化したドランドに散歩のついでといった体で踏み込んできた事だ。蛆が湧く不乱肢体がそこかしこに転がる道を平然と進み、腐った血溜まりに躊躇いなく踏み込んでいく。鬼人達はこの男を襲う事はせず、男はまるで知人に話しかけるように獣に語りかけていた。帽子に挿した魔鳥の尾羽が、呪いの火の粉を振り撒いて妖しく輝く。
誰だ。何者なのだ、この男は。
オーグリードを旅する人間。オーガ族の中に他種族が混ざる事は、水の中に油を垂らすように目立つ。今まで数多の王国を滅ぼす中で、陽光を反射するような光り物を手にした男を見逃すとは思えない。不愉快さに、今までの陶酔が氷水を打ち撒けられたように醒めていく。
肩に黒い猫を乗せた男は、我を見て慇懃に会釈をしてみせた。
「目障りだ。去ね」
かっと口を開き、数えきれぬオーガ族を獣に堕とした光を照射する。大空洞の闇が消える程の光が元の暗さに戻る前に、ぽろんと竪琴が爪弾かれる音が響いた。
「申し訳ありませんが、僕は貴方が行儀悪く足掛けている方に用事があるのです」
男は我に対してなんの警戒もせず、獣に成り果てたドランド王の傍に膝をついた。
垂れた顔を覗き見る、さも殴ってくださいと言わんばかりの無防備な側頭部。尾羽の挿さった帽子の上に拳を振り下ろしてみれば、金属を引っ掻く音が一瞬して、拳を糸のような細い光が貫いていく! 大した傷ではないが痛みはある。咄嗟に手を引いてみれば、針を突き刺した程度の小さな傷から、ぷっくりと血が玉を結ぶ。
男は我の反応を一瞥もせず、ドランド王に語りかけた。
「間も無く、オルセコ軍がこの国に攻め込んできます。このまま戦えば、互いに多くの被害が出るでしょう」
「若造ニ、何ガ判ル」
ドランドの王は微動だにせず返した。
「如何ナル 強キ者モ 賢キ者モ、圧倒的チカラ ヲ 前ニ 頭ヲ垂レ、敗北ノ 味ヲ 甘受スル 時ガ来ル」
我はふっと口元を緩めた。
己が手で数えきれぬ同胞を殺してしまった罪と、折った心に我の洗脳は良く効いた。獣に堕ちれは純粋な力は増すが、どうしても知能は落ちて馬鹿になる。轟雷王を実力を奪わず、従順な下僕にするのはなかなかに苦心した。
「何者の風下に立つ事を決して許さなかった、誇り高き『轟雷王』。この国の王は貴方だ」
獣に説教など片腹痛い! しかし、我は愉快な気持ちには一切なれなかった。
「貴方と貴方の民は獣に成り果てた。それは終わりではありません」
いきなり出てきてなんだこいつですが、ドランド公の最後の言葉を生かす為に出てきてもらいました。