ハコの厚みはここ次第!
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稲野 巧実
『ハコの開き』の管理人。
様々なゲームに浮気しつつ、アストルティアに度々出没する駄目社会人。ルアム【XI881-625】で冒険中。エンジョイ プクリポ 愛Deライフ! 貴方の旅に光あれ!
行動してから後悔しろが信条の体育会系思考。珈琲とチョコと芋けんぴがあれば生きて行ける!
様々なゲームに浮気しつつ、アストルティアに度々出没する駄目社会人。ルアム【XI881-625】で冒険中。エンジョイ プクリポ 愛Deライフ! 貴方の旅に光あれ!
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最近は何においても値上げ値上げで、ついに忍者ツールさんも料金改定のお知らせが来ました。
それは良いし、仕方がない。
サーバーは常に冷蔵庫のような空間で稼働するし、盤石な地域にサーバーをおっ立てる為に土地代も馬鹿にならないでしょう。値上げに関しては払える限りは払いたい。
しかし、ここ数日間すっごく考えたんですが
ブログで行ってきた事を、タイッツーに移動させていこうと思います。
アストルティアの星の連載や、ゲームの感想などを『がっつりタイーツ』で行っていく予定です。
予約投稿機能がないのでだいぶ不定期に、拍手お礼はタイッツーで済ますことに、色々とご不便をおかけするでしょうが、まぁたかが日記なのでゆるゆると御付き合いください。
INDEXに試験的にタイッツーを繋げましたので、適当に見てください。
拍手に感謝!ぱちぱちっとありがとうございます!
まずは、拍手に感謝!ぱちぱちっとありがとうございます!
8番のりばの内容を避けたい方は、バックですぞ!!
セール中だし勢い!で『8番出口』の続編『8番のりば』もクリアしてきた!!
出口がそれほどホラーしてなかったので『ホラー感が強い のりばも大したことねーべ!』なんて舐めてました申し訳ございません。
ちなみにアイコンは黒地に白文字で『8』インパクトアンドホラー感満載で震えちゃう。
ざっくりと概要を。
プレイヤーは電車に乗っており、八番という駅で降りることになっている。電車の列を移動すると、そこには様々な異変が待ち構えている!プレイヤーは異変を回避し、八番へたどり着けるのか?
ルール的にもそんなに変わらないだろうと思ったら、出口プレイヤーの稲野は初っ端から震撼する。最初に車両の中の圧倒的情報量に震える。出口と比べたら10倍ありそうな情報量で、この中から異変を察知するのかなり無理では?????となりながら、前の車両を目指す。
そして次の車両に乗り込んだ瞬間、稲野は真っ青になるのである。
引き返せない!!!!!
次の車両に乗り込んだら、既に黄色い貼り紙がされており、絶対異変発生してる!ってなってるのに、引き返せない!!!!!!扉がたがた動かしても開かないんだけど!!!!!なんで!!!!!!引き返せないよ!!!?????
あまりにビビり散らかして早速攻略に泣きついてしまったが、稲野はホラー耐性お豆腐なので許して欲しい。そして驚愕の事実が明らかになる。
8番のりばは異変に立ち向かうゲームである。
本当にやばい。ホラーに立ち向かうって何???????ルイージマンションみたいに幽霊吸い込める掃除機とかあるんですか?????(ルイージマンションやってない)
のりばでは電車で引き返さず、前の車両へひたすら進む。
出口で見られた異変があれは黄色い貼り紙が貼られており、異変が発生しているとアナウンスしてくれる親切設計である。しかし、異変を発見しないで進むと最初の駅である零山に戻されます。意外と情報量多い車両内だが、異変は探せば見つかるレベルなので出口よりか手心加えてくれてます。異変を見つめてると、一瞬の暗転のちに戻って解消されて進めます。
突然の窓ガラス破壊とか(うわー!電車あるある!!!誰だよ石投げた奴は!!!!)
突然のブラックアウトとか(いやだーーー!!!!!!)
安定の継承された異変とか(シャイニング見てない!!!!!!)
心臓に良くない異変がホラー要素を加速させる!
それに逃げてはいけない!進む方向は常にONE WEY! どんなことが起ころうと、異変の中を突っ走り前の車両に行かねばならない。
精神的にきつい時になぞかけみたいな異変が出てくると、精神的に追い詰められる。攻略見ても間違えて捉えてて、あぁ!!!って気がついて突破したけれど、相当精神やられてました。ゲームの中に入ってますねぇ。
異変に立ち向かう系の為に、襲ってくる異変が明らかに増えた。
出口では本当に数える程度だし、角曲がった瞬間にヤバいと察知できて回避ができました。しかし、のりばは明らかにヤバいのがいても突破しなくてはならない。女の子が立っていようと、おじさんがヤバいことになっていようと、幽霊みたいなのがいたとしても、引き返す道はありません。
女の子なんか一枚の画像でさ、ぜんぜん厚みがなくてめちゃくちゃ怖い。普通に見れるし、迫れる。しかし見れば見るほどに人ではない不気味さが募ってくる。不快感ではなく、ひたすらに不気味。等身大で三次元のゲーム画面の中にありながら、二次元(平面の一枚画像)って存在が脳内でバグを起こして不気味さとして反映される。震えあがっちゃう。
この対処を間違えると襲ってくるヤバい異変に立ち向かい、どうにか脇を抜けて進まねばなりません。しかもプレイヤー普通の人間だし、武器もないし、あったとしても効かなそうじゃん???普通におっかなくて泣いちゃう。
異変に立ち向かうスタイルのおかげか、攻略片手とはいえ一時間強でクリアできました。
異変が立ちはだかってくれると出口と違って見逃さないので、ホラーでビビり散らかしましたが苦手要素は出口よりも少なめです。
全ての異変を発見すると、真エンディングを見ることができます。
本当に面白かったです! 前作を昇華した素晴らしい作品を制作してくださり、ありがとうございます!
びびりちゃんは私と一緒に攻略ってお守りに縋りながら立ち向かおうね!
前回でメレアーデ様が合流して、急遽立ち上がったメレアーデ組の最初の話。この話を書く為にオーグリード最終話ががっつりと削られたわけだが、まぁ、気にしない。
ブログ版は叩き上げなので、きちんと加筆修正してるぞ!
満を持してのヒストリカ嬢再登場!嬉しいですし、彼女にエテーネリンジャハルの第一人者張って欲しい。最終目的地はキィンベル目指して、エテーネ研究に食い込んでほしいなぁ。
(エテーネ崩壊の目的からして、黒幕がエテーネ王国が存在しないって感じにしたいとは思うのでファラスの手記がマデサゴーラ絡んでなかったら絶対にどこにもなかったかもしれない。これだけ力あるのにエテーネ村滅ぼせなかったんだから、時の強制力が強すぎるのかもしれない)
あんまりメレアーデ様は、絶望して立ち止まってる感じがしない。
きっと一人になった時に実感して、そっと涙を流しているような、自分のネガティブな感情を人様には見せない努力を怠らない人だと思っている。そこら辺は身に染みついた人の上に立つという女王としての立ち振る舞いだったり、彼女自身の明るい気遣いのできる性格だったりするんでしょう。ちょっと人誑し的な要素は、猫だけに小悪魔的でも良いかなぁ。
後半は次の繭の出現地の話になるぞ!
手芸ちくちくしながらだが、腱鞘炎が怖くてたくさんできないジレンマ。
拍手に感謝!パチパチっとありがとうございます!
一体、エテーネ王国に何が起きたのかしら?
ルアムから私が意識を失っている間の事を聞いたわ。クォードと時見の神殿に私を助けにきた事は、雪山に倒れていた時に肩に掛かってたクォードの上着で察せられた。クォードと父が対立し、殺し合いに発展した事も予測はできていた。最も驚いたのは、パドレ叔父様が父に致命傷を与えたというもの。
あり得ない。あり得ないわ。
叔父様はエテーネ歴代最高の時渡りの使い手と評されるが、決して自身の力を驕ったりしなかった。人望厚い叔父様は王座も望まれる傑物だったけれど、父の戴冠を誰よりも望んでいた。妻と生まれる我が子の事を溺愛して、隣国の災害に我が事のように胸を痛める優しい人。
民を害し神聖な時見を私物化した子供達ですら見放す王を、叔父様は最後まで諌める人よ。痛烈な憎悪を向けられようと、殺意を伴う暴力を振るわれようと、叔父様は殺す選択肢は選ばない。そう断言できる優しいパドレ叔父様。
故郷の消失と叔父の心変わり。同列に扱うには違い過ぎるのは分かっている。
それでも、決して見逃してはいけない、真実を見つけなくてはならない問題だった。
重い沈黙を破ったのは、新たに地図を取り出して広げたヒストリカだった。陸地は濃い線で縁取られ、同じ高さを線で繋いだ等高線で高度を描く、先ほどの地図に比べれば精密な地図らしいものだ。方角を示すのはコンパスで、方向を示す線が地図の端へ伸ばされている。
相変わらずエテーネ王国がある島は存在しない。落胆しそうになった私は、エテーネ王国がある辺りに点と描かれたものに目を留める。島と呼ぶには小さすぎる。しかし、その点はエテーネ領土だろう場所に存在していた。
私が目を留めた島に、ヒストリカは そっと指先を向ける。
「この島は『マデ島』と呼ばれている。地名に心当たりはないか?」
マデ。マデ島。私は言葉を口の中で転がす。
マデの響きは確かに覚えがあった。
目を閉じ、小さい頃の私に戻って記憶を遡る。たくさんの先生の顔が時に笑顔で、時に厳しく、歴史、地理、錬金術の知識、マナー、帝王学、エテーネの時期国王として必要なありとあらゆる知識を授けていく。与えられた一つ一つの言葉を、幼い私の中から汲み取っていく。
ふっと目を開け、暗闇に浮かんだ温かい灯りをぼんやりと見つめる。
「…マデ神殿」
そうだ。私はヒストリカの指差す場所と、脳裏に描いたエテーネ王国の地図を重ねる。
「確かに、この辺りにマデ神殿があったはず」
マデ神殿は建国からキィンベル上空に還都するまで、王宮として機能していた場所。しかし、遺跡の老朽化による危険が高まったとして、王族以外が立ち入る事が許されない禁足地となっている。私もこの地に実際に訪れた事はないわね。
確かに立地的に大エテーネ島からは少し離れた場所に存在する島だけれど、どうしてこの地域だけが現代に残っているのかしら?
神殿か…。ヒストリカが顎を撫でながら呟く。
「この絶海の孤島は現世の柵から逃れ、神に身を捧ぐ修道女達が暮らしている。大規模な遺跡を礎に造られた修道院で、複雑な海流の関係で数回程度だが調査が行われている」
おそらく、エテーネに関係があるかもとヒストリカも睨んだのだろう。手に取って手繰る資料を見ながら渋い顔をする。
「まぁ、お察しの通りエテーネに関連する事柄は発見されなかった」
五千年。その年月を私は時渡りの力で生きて跨いできたというのに、時の流れは残酷なまでに全てを流し去ってしまった。
私は一体、どうすればいいの?
父は娘を犠牲にするやり方は顰蹙を買ったが、王国の滅亡を回避する為の先見を望んだ。つまり、父はエテーネ王国の滅亡を時見の箱を介して知っていた事になる。
この世界を破滅に導く繭と、共に行動するパドレ叔父様。
時代が違えど、エテーネ王国の滅亡と、アストルティアの滅亡は関係性があると思っていい。
メレアーデ嬢。ヒストリカが私の手を両手でしっかりと握った。
「エテーネの民であり王族である貴女が行けば、新しいディスカバリーがあるかもしれない」
顔を上げると、きりっとした切長の目元に真摯な光を湛える紫水晶の瞳が美しかった。肩で切り揃えた金髪は暖かい光に照り出されて、赤金のように燃えている。その色の白い顔に浮かんだ表情には、謎を明らかにしようと燃える決意で満ち溢れているの。
「私とマデ島へ赴いてはくれないか?」
あぁ。私は息を吐く。
五千年の間に何があったかは知らないけれど、エテーネ王国は確かに存在した。それを誰よりも分かっている私以上に、この子はエテーネの存在を信じている。この何も残されていない現代から、過去を手繰り寄せる揺るぎない力となっているのね。
ヒストリカの手に空いた片手を重ね、ぎゅっと握り返す。ぼっと血と驚きが巡った顔に、私はにっこりと自然に溢れた笑みを向ける。
私から、そうお願いするべきだったわね。
マデ島にもっとスポット当たるべきだよね!!
ってことで、メレアーデ嬢組はここから切り込んでいきます。
ヒストリカ博士。椅子に座った頃合いに声を掛け、ふわりと金髪が揺れてこちらを向く。
「手記が捏造と言われた原因は、なんなの?」
「主な争点になったのは、エテーネ王国が存在するかだった」
そう言いながら、ヒストリカは立ち上がり資料を探しながら説明する。
レンダーシアは一千年から数千年の間隔で大魔王の襲撃があり、文献が残りにくい環境となっている。それに加え五千年前なら遺跡が存在するか否か、現代までに伝承なり痕跡があるかが重要になるという。しかし当時世界屈指の大都市リンジャハルと同等かそれ以上の大国の痕跡が何一つ発見できず、捏造と言われるに至った。エテーネという言葉に限れば、この手記と内海の島の奥地にある村以外に存在しないとヒストリカは断言する。
テーブルの上に広げられたのは、レンダーシア全土の地図。真新しい紙に書かれているけれど、地図というよりも絵画ね。地図の端に描かれたペガサスが、角を北へ向けている。
「これが、考古学学会でも最も古いとされるレンダーシア全土の地図の模写だ。三千年前に大魔王と激戦を繰り広げた勇者の盟友が、大陸全土を把握する目的で作らせたらしい」
広大な内海は、中央に少し大きな島が一つあるだけ。
その島の南側に、ほっそりと白いヒストリカの指が置かれた。
「ここにエンジュの友人の故郷である、エテーネ村がある」
ルアムがエテーネ村の出身と聞いて、運命を感じた。
どんな大国も永遠に繁栄する事は出来ない。時を操る力で未来を知り、錬金術で生活が向上した、世界に類を見ない大国エテーネ王国もいずれは衰退し滅亡する覚悟はあった。勿論、私や私の子供の時代にそうならないよう手を尽くしし、未来の王も存続の為の努力を惜しまないだろう。それでもリンジャハルの滅亡を目の前にした私は、エテーネ王国が永遠に繁栄するとは思えなくなっていたの。
だからこそ、村であれエテーネが今に残っている事は、なんだか嬉しい事だったの。時を渡る少年が未来を予言する巫女が村にいたと話せば、エテーネ王国との縁が続いているって確信したわ。
「もし何らかの理由で逃げ延びて作られた村だとするならば、彼らの故郷が内海に存在すると予測した。さらに出身地の民と名乗っていたのが、自然と村の名前として定着した可能性が高い」
ヒストリカの聡明さに唸っちゃう。
もし、エテーネ王国が崩壊するなら、最も近いこの島が避難先として選ばれるわ。さらにリンジャハルが都市機能を失い、陸への玄関口を失ったのがこの選択の優先度を上げている。
メレアーデ嬢。ヒストリカが震える手で一口飲んだ茶器を置くと、恐る恐る訊ねた。
「こ、心苦しい質問なのだが、エテーネ王国はどこに…?」
私はにっこりと笑って、ヒストリカが指差した島の西側を指差した。
何もない、ただの海。
分かっていた。リンジャハルに来て、海を見て、私は既に知っていたの。
エテーネ王国は領土である大エテーネ島すら、消え去ってしまっていた事に…。
きっと邪馬台国はどこにあるのか、現代にタイムスリップした当時の人物に聞く心境だろうな。
アストルティアの星ではエテーネ王国は知られていない事になってます。
公式ではしれっとアンルシアちゃんが『綺麗な王国だったのよね』とか、フィロソロス先生がエテーネ王国について言及しているが、ヒストリカちゃんの手帳捏造疑惑とか全く晴らされていないの遺憾の極み。
なので、アストルティアの星ではエテーネおよびリンジャハルという五千年前をよく知る人物としてヒストリカが上がります。成り上がってざまぁして欲しが、人が良い彼女はそうならないだろうね。
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