ハコの厚みはここ次第!
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稲野 巧実
『ハコの開き』の管理人。
様々なゲームに浮気しつつ、アストルティアに度々出没する駄目社会人。ルアム【XI881-625】で冒険中。エンジョイ プクリポ 愛Deライフ! 貴方の旅に光あれ!
行動してから後悔しろが信条の体育会系思考。珈琲とチョコと芋けんぴがあれば生きて行ける!
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外人だらけのネオトーキョーで、新幹線ドタバタアクション映画!!!


あまりにも予告が最高すぎて、原作の伊坂幸太郎先生の『マリアビートル』を読破し、そのまま殺し屋シリーズも完走して、先日始まりである映画を見てきました!!!!

結論は、最高である!!

割と映画化は劣化である考えがあるのですが、そんな考えが吹き飛ぶ出来栄え。
勿論、原作を丸っと反映しては尺が足りなすぎるし
映画としてド派手に栄えたい
全員日本人の世界観だったけど、白人黒人黄色人種も入り乱れる
性別変わってるキャラもいる
それでも映画の解釈は原作の良さを残したまま、栄えを意識し、映画の尺に収めた最高の出来だった。

個人的にトーマス好きの殺し屋、檸檬がいるのですが、彼の役に黒人が起用されて大丈夫か非常に心配になったものです。なにせ原作では蜜柑と檸檬の殺し屋コンビは良く似ている為、双子と周囲に思われている人物だからです。蜜柑はひょろ長の白人でしたが、体格の良い黒人の檸檬は大丈夫なのか、いけるのかと思った。
さらにマリアビートルの読書速度を爆速にさせた王子という、読者の怒りに火と爆弾を投下し続ける子供がいるのですがその役が女の子なのも心配だった。超が付くほどに憎まれ役の子供が、女の子で本当に大丈夫? ある意味、原作が長い理由の一端を握ってるほど、爆弾投下率がすごいので女の子に怒り向けちゃうことになるけど大丈夫?ってなる。

心配は杞憂でした。
檸檬はこの物語のヒロインでした。映画を見終わった後、私と友人は『檸檬ちゃん』呼びでした。この映画の世界線での殺し屋シリーズが見たいとも思ってしまう。黒人起用は最高の正義でした。彼が『檸檬ちゃん』なのは俳優ありきです。
女の子である王子くんは、今回の映画の解釈設定で性転換を余儀なくされた人物です。本当によかった。憎たらしさ度が設定でだいぶマイルドになった。この栄え、ド派手アクションに至るためにプラスされた脚本と、原作を繋ぐ重要な人物でしたでしょう。
更に現在殺し屋シリーズしか走破していないですが、様々な布石が最終的に集約する原作の持ち味を、映画化に際してかなり汲んでくれていると思いました。映画化に関わった関係者の、猛烈な伊坂先生への愛を感じました。
新幹線の名前が『ゆかり』で、見かける度にすごくふりかけが食べたくなる。
ゆるキャラが東京五輪とかのマスコットで起用されても良いような、ザ・マスコットキャラって感じでよかったです。
きちんと経過駅が実在とリンクしているのが嬉しい。ただしネオジャパンなので、吸血鬼すぐ死ぬでお馴染みの新横浜から観覧車見えるのもやむなしだし、ちょっとマウントフジの場所も突っ込んではいけない。走行時間的に日の出!?って思うが、不夜城ネオトーキョーなら深夜発もあり得る。そう言えば、小田原いつの間にか経過してたけど、通過する特急だったんだろうって思えるので問題ないです。

ここまで満足感のいく映画は久々に見ました!
ありがとうございます!!


拍手に感謝!ぱちぱちっとありがとうございます!
なんだか多くの方に拍手いただいて、何が起こったのか不思議でなりません。

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