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ハコの厚みはここ次第!
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稲野 巧実
『ハコの開き』の管理人。
DQ11小説アンソロジー主催を勢いでしている傍ら、switch購入してバケツを愛でるイカであり、アストルティアに度々出没する駄目社会人。ルアム【XI881-625】で冒険中。エンジョイ プクリポ 愛Deライフ! 貴方の旅に光あれ!
行動してから後悔しろが信条の体育会系思考。珈琲とチョコがあれば生きて行ける!
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 クロウズという男と一緒に、グランゼドーラ王家が緊急時に避難する為の道を遡っている。クロウズが言うには『乗りかかった船だから』だそうだ。本当は他人を巻き込むべきじゃないのだが、俺もピペも素人。避難経路と呼ぶには物騒すぎる道を進んでいると、調査団の一人であるベテラン冒険者の力はとてもありがたい。
 ミシュアが囚われている塔へ続く道。その出発点はグランゼドーラから固く閉ざされた三門へ向かう街道を進み、三門へ南下する道を外れて北へ進んだ断崖絶壁にあった。街道はないが平坦で歩きやすい平原を進むと、潮の香りが強い海風と共に出迎えてくれる。ほぼ垂直の崖は潮風に風化し、螺旋階段のような複雑な形をしている。風化しなかった崖は、橋のように馬車が一つギリギリ通れるかという幅で存在している。強風に煽られれば、白波に飲まれて死ぬほどの高さ。あまりの恐ろしさに、ピペはフードから一度も顔を出さなかった。
 そこからグランゼドーラの真下までつながっていると言う洞窟も、非常に危険な場所だった。メルサンディの地下水路のように狭く、ゼドラ洞のように恐ろしい魔物の気配でいっぱいだ。クロウズの先導がなければ、俺達は魔物に袋叩きになっているだろうな。震える俺達にクロウズは笑った。
「そんなに怯えなくて大丈夫だ。君らは特別だから、魔物にもそう簡単に見つからないよ」
 何が特別なのか、とても聞ける状態じゃない。もしかしたら、俺達の緊張をほぐそうと言っただけかもしれない。
 クロウズがマヌーサやメダパニを唱えて魔物を惑わしている隙をつき、俺達は奥へ奥へと進む。方角的にはまっすぐグランゼドーラへ向かっているようだ。鍾乳石が柱のように聳え、水滴が奏でる音楽が背中に張り付いて離れない。崖に錆びかかっている梯子が架けられていたり、松明を掲げる為の燭台があったりと、ここが確かに避難経路として使われているのだと改めて思う。
 早朝から出て昼過ぎに洞窟の入り口に着いて昼食を摂ったが、また腹の虫が鳴く程度の時間がすぎた。まだ歩くのかと思った頃、ついに足を止めた。とても頑丈な岩壁が垂直にそそり立っている。
「行き止まりか?」
 ランプを翳し岩壁を照らすと、洞窟の岩壁と全く同じものだ。方角的にはグランゼドーラに向かってまっすぐ来たが、どこかで道を間違えてしまったのだろうか?
「いや、魔物避けの結界の気配がする。道は合っているはずだ。外からの侵入を防ぐために入り口の扉を隠すことは、当たり前の防衛方法だろう。そして、外から攻め入られた時に逃げるのに用いるなら、出口は小さい方がいい。小さければ巨大な追っ手は、追うことができなくなるからな」
 そう言ってクロウズは岩壁を調べ始め、ピペもフードから抜け出てクロウズに並んだ。俺はランプを掲げ、魔物が来ないか見張っている。そうしてしばらく経った頃、かんかんかんと岩壁を叩く音が響いた。振り返ればピペが刷毛で岩壁を撫でるだけで、岩を切り出した隙間が現れる!
「流石、芸術家は目の付け所が良い。俺も気が付かなかったよ。ラチック、手伝ってくれ」
 その岩に取っ手はなく、俺とクロウズが岩を削って手を掛けられるようにして、ようやく引っ張り出すことができた。脱出経路だからグランゼドーラ側から押し出す扉だったらしい。欠けた岩はピペが接着剤で元通りに直す。
 岩の向こうは長身の俺やクロウズが屈み込まねばならない、天井が低い通路が短く続く。ピペの歩幅で10歩ほどで、扉に当たった。クロウズに促され、ピペがダイムから預かった鍵を差し込むとかちゃんと音が響く。
「ここから先はグランゼドーラの城内だ。人の出入りを想定していない場所とはいえ、見張りはいるかもしれん。気を引き締めていこう」
 クロウズの言葉に、俺達は深く頷いた。

しれっと始まる後半はラチック視点です。
え、ゲームと違う? まぁまぁ、あんな入ってくださいとばかりの扉じゃあ、今までの魔王軍勢が無能みたいな感じですからね。ここはゲームと異なるリアリティで押さないと、まだ未プレイですけど勇者アルヴァン編でこっから魔王軍突入させてグランゼドーラ場内大乱闘とか始めちゃいますから!超巨大な棍棒で扉を粉砕し、塔に横穴開けてなだれ込む魔物たち!はぁーーー!燃えるネーーー!!
この時点で大岩無事なら、魔物は突撃してないという既成事実が出来上がるので、魔物侵入爆破で大岩粉砕なんて作戦できない!あぁ、原作は大扉にレンガの壁だったんだから、一回ぶっ壊されて場内大乱闘鎮圧後に直しましたってできたのに!もしかして、アルヴァン編はそうなっていたりするんだろうか? ま、時代変革みたいな感じでよろしく是正されるでしょう。

拍手に感謝!ぱちぱちっとありがとうございます!
コメントは個別にお返ししましたので、届いていなかったらご連絡ください。
っていうか!なっつ!めっちゃ懐かしくって、びっくりした!嬉しいなぁー!

あと、メール、ようやく確認しました。2日前に送られていたなんて…ブルブル。企画用のアカウントと割り切っていたので、見つけるの遅くなって申し訳なかったです!お返事は後日!
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