ハコの厚みはここ次第!
■ Calendar ■
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8
15 16 17 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
■ Profile ■
稲野 巧実
『ハコの開き』の管理人。
様々なゲームに浮気しつつ、アストルティアに度々出没する駄目社会人。ルアム【XI881-625】で冒険中。エンジョイ プクリポ 愛Deライフ! 貴方の旅に光あれ!
行動してから後悔しろが信条の体育会系思考。珈琲とチョコと芋けんぴがあれば生きて行ける!
□ search □
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

ハッピーバレンタイン!!!!
いや、今回のバレンタイン衣装微妙だったので全然描くつもりなかったんだが、いつまでもハロウィンじゃあれだし、連続して小説あげてんのもなぁ。何か絵を描きたい気持ちはあるんだが、時期的にバレンタインで何描くよ????とか、もだもだしてたら、マスターポシェルたんがチョコぶちまける構図が浮かんで描くしかねぇ!!!!!!ってなりました。
しかし、構図の段階で大変なのは言わずもがな。
二日の連休で仕上がるか????という感じだったんですが、無事にバレンタイン当日に滑り込めました!!!!!
翌日反動が来て、アップがこんな時間ですよとほほい。
キュルルくんバランスがミリでも狂うとダメな難しさのキャラで大変苦心しました。
プクちゃん二人も髪型が稲野の手癖で魔改造されていますが、まぁ、見逃して欲しい。タイツも、こういう時だけ浮上するぺけったーでもいっぱい見てもらえて嬉しいです。

拍手に感謝!ぱちぱちっとありがとうございます!

とりあえず、ストーリーは走破したので感想会します!!!

友人にFF7が好きな子がいまして、年賀状で少年セフィロスを描いたあたりでFF7触れてみるか……と腰を上げました。とりあえず、クライシスコアの感想に触れる前に稲野のFF歴について語っておきます。
稲野は割とFFはプレイしておりまして、全クリはしていなくとも1・3・4・5・6・8・9をプレイしています。10からは未プレイばかり。
7の初遭遇は友人宅。エアリスちゃんが加入しているタイミングでちょっとだけプレイ画面を見ただけですが、エアリスちゃんをなぜか覚えていて、彼女が死ぬと知った時はなかなかにショックでした。それは今も同じで、エアリスちゃん好きなのに死んでしまう話をプレイするなんてマゾでは?という感覚からいまだに7をプレイできておりません。
そんな中、7より前のお話であるクライシスコアに行き着きます。
クライシスコアなら、エアリスちゃん死なないじゃん!!!!
ちょうど、FFならではのやり込み雰囲気を味わいたい気分だったので、セール中もあって購入。

Switchとは思えぬ美しいムービーと共に、ザックス君の見た目と軽めのキャラが合わずにうむうむ唸ってしまう。いや、なんかもう少し落ち着いた重い奴だと思っていたんだが……。
バトルシステムはアクション苦手な稲野も大丈夫って感じで、サクサクです。バトルアクションが面白いのが、このゲームの面白さの半分以上を担ってる。難易度が上がると敵も強くなってきて、アクセサリーやマテリアのステータス補正を考える必要が出てきて絶妙です。
ただ、私が育てたHPがカンストするまで高められるHP+350%のマテリアで、ストーリーを完走できる程度の難易度です。本当にバトル苦手な子も安心。むしろバトルに歯応えを求める人には物足りないのではって思ったりもします。
想像以上にミニゲーム的な要素が難しく、潜入も狙撃もとても苦労しました。

FF7の前日談であり、FF7という本家が既に存在するので、圧倒的に世界観を説明するテキストが少ないです。ソルジャーが真っ当な存在じゃないあたりが匂わされる展開は見事ですが、物語が短すぎるのかアンジールやジェネシスの立ち振る舞いを推測する為の布石が少なすぎる。伝えたいことは、しつこいくらいに言わないと伝わらないんですよ!!!!(小説でも気にかけてる)
というわけで、ストーリー立案の方とは合わないらしく、物語はかなりよくわからなかった。そのよくわからなさが、ザックス君の放り出されてよくわからない状況とマッチして臨場感はありました。
最も驚かされたのは、さまざまなメディアに出張しキャラが知れ渡っているはずのセフィロスさんとクラウド君の性格。全然違くね?????
セフィロスさんは最も仲の良い友人であり同僚である、アンジールさんやジェネシスさんを大切に思ってるし、ザックス君もすごく優しい目で見たりする。確かに愛嬌はある人ではないが、見た目の麗しさも手伝ってクールな対応は様になる。だが、冷たい人ではないと理解できる程度に優しさは見せるし、思慮深さの根底には慈愛を感じられる。こんな綺麗なセフィロス見せられて、メディアで散々擦られてる頭イカれてネタにされたセフィロスになっちゃうの悲しすぎない???悪い夢では????ってなってしまう。
運命は変えられず、セフィロスさん頭がイカれてしまいました。うわーーーーーー!!!!いやだぁあああああ!!!!!!
クラウド君も有名な『興味ないね』なんて絶対言わない純朴な少年なのどうして?????お互い田舎者同士でザックス君と意気投合するの可愛すぎだろ。弱いけれど自分ができる事を頑張ってる健気さと、故郷で成功できなかった事を隠したいのとても可愛い。彼がキーマンみたいに舞台の中央に引っ張り出されるの、色々と切なかった。やっぱりFF7ありきなので、興味ないねなクラウド君になるのは説明されず、ストーリークリア後に考察を読み漁りましたわ。
ツォンさんもエアリスさんもシスネちゃんも、影の中に優しさがある人たちで好きになりますわ。宝条は頭イカれてて終盤は気持ちいいくらい憎めた。こういう常識が通じない天才は嫌いじゃないし、憎まれ役を素直に憎める物語運びは良い。
そして子犬のザックスに慣れてきて、成犬ザックスになった時は、子犬帰ってきてって思ってしまいます。最初に想像した重量感のある男性なのに、私もすっかりザックス君が好きになっていたようです。彼の死に方すっごく納得いかない。ジェネシスと相打ちになってくれた方が、全然納得できた。なんなんあれ???????
あまりにも納得できないのと、サブクエストが半分も行かなかった関係で速攻二周目始めております。50人斬りクエストが解禁になってからが本番だと思ってます。
なのですが、あまりにも終盤だったのでいざ解禁になったら疲れてしまって、もう、クリアで良いか。ってなってしまいました。本当は裏ボスまで頑張りたかったんですが、うん、疲れちゃった…。50人斬りみたいなレベル上げに有用なクエストは、早めに出して欲しかったなぁ………。

この話の続きというかFF7リメイクが本家のFF7とは違う話になっているそうで、色々と期待が膨らみますね。完結してSwitchに来たらきっとプレイします。
面白いゲームをありがとうございます!FF7リメイクもすごく楽しみになりました!!!

オルセコ編開幕第一話は、ランガーオ村の祭りから!
こう、某鬼滅の●の某神楽を彷彿とさせる仕様になってしまいましたが、ロンダ岬で一晩踊る儀式を年一でやってるランガーオ村です。ルミラが年一で父と故郷へ戻ってくるというナドラガンド編で言ってた設定は、この儀式に参加する為だったりします。
公式ではギュランさんがバグド王に伝えて向かうなんて悠長な事してるんですが、スピーディな勢いで粗をも押し流すスタイルのアストルティアの星ですので、現場で暴れてもらってますよ!
アロルド君はまだナドラガンドの毒の影響で復帰できず、彼氏に付き添ってマイユちゃんも出番はありません。ナドラガンド編から年単位は過ぎ去ってないつもりなので、こればかりはしょうがないです。ごめんね。

そして、ジーガンフさん!!
実は稲野はアロルドさんよりも、圧倒的ジーガンフさん派でしてねぇ。いやぁ、ようやく彼を際立たせてやれると思うと嬉しい限りですねぇ。そうでなくても、ゾンガロンに操られた屈辱のあるジーガンフさんなので、リベンジの機会があって然るべきだと思っています。ルミラの姉との甘酸っぱい記憶なんぞ捏造しちゃいましたが、武術大会5連覇中に告白の一つや二つはされてるだろうとか思ってます。まぁ、ルミラ姐さんも超鈍感の部類に入る上に、稲野が恋愛に手を出すとつまらなくなりがちなのもあって、ロマンスは発生しません。

 戦士達の包囲網から、いの一番に飛び出したのはジーガンフの巨躯だ。武器を持たぬ生粋の武道家の戦い方が、オーガでも巨大な体躯であってもエルフのような俊敏さを発揮する。
「雪辱を果たす機会が、こうも早くに巡ってこようとは…!」
 先陣を切ったジーガンフに戦士達が続く。
 ゾンガロンの振り下ろした拳を、両手を交差して受け切ったジーガンフの足元が砕ける。それでも膝が砕ける事なく受け切り、動きを止めた悪鬼に戦士達が襲い掛かる。
 悪鬼が唸り声をあげて首を捻り、顔の前へ伸びる角で戦士達の振り下ろす剣を受け流す。片手で雪原竜をも倒す戦士達が薙ぎ倒され、翼に切り掛かった戦士を逆に振り払う。足元に倒れた戦士を叩き潰そうとした腕に渾身の力で両手剣を叩き込んだが、固く硬った筋肉に阻まれて刃が入っていかない。
 銀の鱗のギガントヒルズに姿を変えたダズニフが、戦士達に注意喚起の雄叫びを上げて突っ込んでくる。驚きに目を見開いたゾンガロンはジーガンフを押さえつけていた手を離し、ダズニフが突き出した手を掴んだ。悪鬼の体は岬の先端に向かって、地面を砕きながら下がる。大岩のような重量と膨大な筋肉量を誇るギガントヒルズの突撃を、ゾンガロンは弾けそうな筋肉で正面から受け切った。
「竜だと…!」
 ダズニフに掛かりっきりになった隙を、ジーガンフは逃さなかった。一歩間違えれば押し潰されてしまうというのに、そのまま深く悪鬼の懐に入り込む。
 深く腰を落とし、肘を引き、拳をゾンガロンの心臓へ向ける。
「ランガーオの武を、その身に受けるがいい!」
 悪鬼が後ろ足を蹴り上げ、巨大な黒い影が宙を舞う。突き上げた拳は、わずかに届かない。
 巨大な翼についた爪が銀色の鱗を切り裂き、浅い傷でも驚いたダズニフが手を緩めてしまった。そのまま、翼はギガントヒルズの肩を掴んで巨大な体を超えると、悪鬼は戦士達に向けて巨大な口を開けた。咆哮と共に迸った黒い光を、二人の戦士が浴びる。
 昏倒した戦士を助けようとした者が、次の瞬間、驚いて身をひいた。
「がぁあああ!」
 黒い光を浴びた戦士達が、手にした武器を持って攻撃してきたのだ。それだけではない。筋肉が異常に膨張し、激しく脈打つ血管が浮き出ている。口からが唾液が流れ、目は完全に正気を失っている。友の名前を呼ぶ戦士達の声も届かず、身に染みついた動作も忘れやたらめたらに武器を振り回す。
 ダズニフが巨大な掌で暴れる戦士達を押さえつけると、誰かが『鎖を持って来い!』と声を荒げる。手から逃れようとする戦士達の力は強いらしく、ダズニフが歯を食いしばった。
「貴様らは運が良い。我がかつての全能を取り戻す時まで、生きる時間を得られたのだからな」
 視線を巡らせれば、悪鬼は岬を見下ろす岩壁の上から自分達を見下ろしていた。くつくつと愉快そうに自分達が慌てる様を眺めてから、悠然と言葉を紡いだ。
「今度こそ全てのオーガを滅ぼしてくれよう!」
 山々に木霊する悪鬼の声に、オーグリードの民は脅威の復活を知る事となる。

オルセコ編開幕第一話おわり!
拍手に感謝!ぱちぱちっとありがとうございます!

 ダズニフは盲目故に、視力以外の全ての感覚が鋭敏だ。そんなダズニフが男からナドラガ神の血の匂いがするというのなら、間違いはないのだろう。
 しかしナドラグラムで復活した時に、あのような男がいただろうか?
 がらがらと石牢が崩れる音が収まってくると、地響きが体を突き上げる。石牢を構築していた石壁に、鋭い爪が掛かり、のそりと黒い体が日差しの下に這い出た。
 ごくりと、生唾が乾いた喉に張り付いた。
 ロンダの岬へ行き、封印された悪鬼ゾンガロンを見にいく。それはランガーオの子供達が一度はする肝試しだった。見つかれば連れ戻す大人達を掻い潜り、雪原や氷穴の魔物達を倒す力を持って達成した子供達は生涯同世代の英雄だ。自分もマイユとジーガンフとアロルドとで成し遂げた偉業。しかし、英雄達は子供らしく偉業を触れ回ったりはしない。
 悪鬼ゾンガロンは封印されて尚、何も知らぬ子供達をも震え上がらせる邪悪な存在だからだ。
 封印の奥深くで微睡んでいた姿が、見たこともない角度でそこにある。
 二本足で支えるには重すぎる筋肉を支える、隆起した大岩のような腕と、前進する太腿が発達した黒光する足。背には真っ黒い手の形をした翼が生え、その根元にから顔の前へ大きく湾曲した金属質の角が生えている。白髪の立髪はまるで髪や髭のように艶やかで整っていて、知性の名残のように毛皮を加工した腰布が巻かれている。
 にたりと笑みの形に持ち上がった口が開き、白い息を吐いた。
「礼は言わぬぞ、人間」
 封印を破壊した黒衣の男は口元をわずかに持ち上げ、忽然と姿を消す。
「武器を取れ! ランガーオの戦士達よ!」
 村王クリフーゲンの叱咤に、縮み上がった戦士達が我に戻る。
 掲げた剣が、潮風に巻き上げられた飛沫を浴びて きらりと輝いた。
「ランガーオの民がオーグリードの全ての同胞と交わせし盟約を、果たす時!悪鬼ゾンガロンが復活する時、我らは命を顧みずこれを討つ! 全ての鍛錬はこの時の為!」
 オーグリード大陸でランガーオ村は特殊な地位を持っている。オーグリードに創立するありとあらゆる王国は、この地を支配してはならない。その対価としてランガーオの民は悪鬼ゾンガロンの封印を監視し、もし封印が破られる事があれば全力を持ってゾンガロン討伐を試み、速やかにオーグリード全土へ伝える役目を持っている。
 この盟約が破られた事は、ランガーオ村の歴史上一度も存在しない。
 悪鬼ゾンガロンとは、それほどの脅威なのだ。
 まさか、自分の目の前で運命の時を迎えるとは思わなかったが、ランガーオの民として、一人の戦士として最善を尽くすのみ。ぐっと握った柄の感触は、己の心を深雪のように鎮める。
 オーグリードのどんな巨大な王国の戦士にも引けを取らぬ歴戦の勇士達が、己の獲物を構え悪鬼ゾンガロンへ向ける。その様を愉快そうに睥睨していたゾンガロンは、その巨大な顎門を開き、ランガーオ山地へ向けて宣戦布告とも言える悍ましい雄叫びを上げた。
「我の復讐の前菜として喰らってやろう!」

なぜ、公式はこんなに熱い展開を逃したの?????? 稲野の理解が足りないのか???

拍手に感謝!!ぱちぱちっとありがとうございます!

Copyright © ハコの裏側 All Rights Reserved.
Powered by Ninjya Blog