ハコの厚みはここ次第!
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稲野 巧実
『ハコの開き』の管理人。
様々なゲームに浮気しつつ、アストルティアに度々出没する駄目社会人。ルアム【XI881-625】で冒険中。エンジョイ プクリポ 愛Deライフ! 貴方の旅に光あれ!
行動してから後悔しろが信条の体育会系思考。珈琲とチョコと芋けんぴがあれば生きて行ける!
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アストルティアの星は稲野のサイトで現在唯一の、100話超えコンテンツとなりました。確認したらナドラガンド編も30話に迫る勢いなんだけれど、ちょっと自分でも何言ってるかわからない。え?そんなに書いたっけ?
とにかく、稲野は話をだらだら書くのがあまり好きではなく、他所様では100話超え大河もゴロゴロとあったDQ3ですら20話強くらいで締めてしまう端折り勢である。その作風は群像劇っぽく一人称の視点がばんばん変わることにより多角的に物語を描きこむこと…………なんじゃないかなぁ?

アストルティアの星は十年書いてきたとは思えないくらい、あっという間な執筆です。
今ではそうでもないですが、当時は買い切りのゲームの二次創作ばかり手がけていたので、雑誌で言えば連載中のようなDQ10は初めての試みになりました。5つの種族のキャラクター性も各種族の肉体の持ち主に寄せた設定ではありますが、それなりにオリジナルを盛り込んでいます。そのオリジナル性が吉と出るか凶と出るかは賭けではありました。
ガートランドで出てくるマリーンさんは偽物で、本物は別にいて良い人という賭けに出てver5で実際にいい人でした!はガッツポーズを決めた記憶があります。
ver1のネルゲル戦も、ver2の大魔王の魅力も、きちんと描き切った感があります。いい感じでアストルティアを書いて満足感ある十年であります。近年はやや振り回され気味ではありますが、自分で制御できない経験は良い体験なので、それもヨシ!って感じです。
オンラインゲームは、サービスが終了したら何もかもが消えてしまうものです。今までプレイした積み重ねもそうですが、折角のストーリーやその世界がプレイ動画でしか見れなくなる。それは悲しすぎて、遺すという意味で、サービス開始の年の年末に執筆を始めた気がします。昔ながらの最初から最後までという執筆形態は、DQ10においては稀なくらいでしょう。スポット執筆の多いDQ10創作畑の民は賢明です。
今ではオフラインも販売になって嬉しい限りですが、やはりキャラの真後ろに立つのと俯瞰してパーティを見るのとでは全く違います。私の中でのアストルティアはキャラとしてその世界で冒険しているのです。

小説を執筆していると、ほんとうにずるいなって思うのはゲームのシステムと物語のバランス。この問題に真正面からぶつかったのがDQ7公式小説書いた土門氏なのですが、私はやはりシステムすっ飛ばして物語に重きを置いてしまいます。最近はエンドコンテンツにも少しずつ参加しているので、システムにも踏み込んだ執筆をしたいものです。
そしていつも吸いに行っているアストルティアの空気。あれが表現できるようになるといいなって思います。たぶん、表現として文章もないし、なんだか作品の雰囲気みたいなもので構築するんだろう。全体の読後感とか、読んでる間のワクワク感で表現していくんだろうな。うわ。考えただけでヤバみが酷い。できるのか?

稲野の執筆している歴代DQキャラも参戦し、稲野の二次創作の集大成感が増しています。
次の十年。どんな話を書いているのか自分でも楽しみで、それをもたらしてくれる素晴らしいゲームに出会えたことは幸運だったと思います。
そして、アストルティアの星を読んでくださっている方々、ありがとうございます!(拍手比率がアストルティアの星連載中上がるんで、多分読んでる人がいる)
重ね重ねありがとうございます!

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