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ハコの厚みはここ次第!
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稲野 巧実
『ハコの開き』の管理人。
DQ11小説アンソロジー主催を勢いでしている傍ら、switch購入してバケツを愛でるイカであり、アストルティアに度々出没する駄目社会人。ルアム【XI881-625】で冒険中。エンジョイ プクリポ 愛Deライフ! 貴方の旅に光あれ!
行動してから後悔しろが信条の体育会系思考。珈琲とチョコがあれば生きて行ける!
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 マフィは目を輝かせて差し出された包みを見ていた。
 その目の輝きは、ダイヤモンドと表しても差し障りないほどに輝いている。表情は人が人生と引き換えにしても手に入れたい財宝を目の前にしたかのような、恍惚と羨望がいっぱいに広がっている。
 そんな幼子と言える少女の様子を見て、澪のほうが恐縮してしまった。
 なにせ手作り。誰もが耳にしたことのあるような、一流の洋菓子店のチョコでもないのにその表情だ。幼馴染の樹は『澪の料理はとても上手だ』と褒めてくれるが、相手は年下でも先輩と言える立場の子である。今更ながらに手作りで本当に良かったのか、気弱な澪の頭の中は問答がぐるぐると回っている。
 マフィは澪から箱を受け取ると、じっくりと眺めだした。数分と眺めていると、心臓の音が澪にすら聞こえてきそうなドキドキとした様子でリボンを外す。ぱかっと開けても、数センチ持ち上げたら再び蓋を落として深呼吸。それを何度か繰り返し、ようやくマフィは箱を開けた。
 ふんわりと広がる甘い香り。可愛らしい一口タルトは、乗った果物がキラキラと宝石のように輝いている。
 ふわー。そう口を開けて、マフィはタルトに見入る。もはや呼吸すら忘れているようだ。
 震える手でそっと持ち上げ、マフィは一口タルトをかじる。
 一拍おいて、澪は見た。空気が輝く。

7竜3の澪嬢に義理チョコ配ってもらう話。
ルシェ族(女性が猫耳なので、ネコ科だと思う稲野判断でチョコ禁)対策で、絶対に人とわかる人以外はタルトである。

ちなみに空気が輝いたのは、ヘブンスプレス。初代プレイ中お世話になりました。

拍手に感謝! ぱちぱちっとありがとうございます!
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