ハコの厚みはここ次第!
■ Calendar ■
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
■ Profile ■
稲野 巧実
『ハコの開き』の管理人。
様々なゲームに浮気しつつ、アストルティアに度々出没する駄目社会人。ルアム【XI881-625】で冒険中。エンジョイ プクリポ 愛Deライフ! 貴方の旅に光あれ!
行動してから後悔しろが信条の体育会系思考。珈琲とチョコと芋けんぴがあれば生きて行ける!
□ search □

 ゼルダ姫が封印の力に目覚めた。
 その吉報が厄災ガノンの強襲に窮地に陥ったハイラルの生きとし生ける者の心に光明となって差し込んだ頃、リト族の英傑リーバルは一人呼び出されていた。常に望み焦がれた力を手にした本人は、実は嘘だったのではないかと疑ってしまう程に顔が硬っていた。
「もっと喜んで良いんじゃない? ずっと欲しかった力なんでしょ?」
 かつて、リト族が苦手とされた急上昇の技術をどうにか編み出したいと、苦労に努力を重ね、幾度も諦めかけた末に手に入れた唯一無二の力。それを体得した瞬間、冷静な狩人であるリーバルでさえ歓声を上げたものだ。
 確かに姫君の騎士に、姫君の母と親友であった縁で母娘のような愛情を注ぐゲルド族の英傑、姫君を信じ付いてきたハイラルの兵士達と、姫君の苦悩を間近に見ていたシーカー族の娘達。上げてもキリがないくらい、その場に居合わせた全ての人々が祝福を延べた。姫君も嬉しさが溢れる笑顔で祝福を受け取っていた。今も遠巻きに聞こえる賑やかな音は、これから始まるささやかな宴で弾んでいる。
 姫君は宴に出る為に湯浴みをし、執政補佐官が丹念に髪を梳いて香油を馴染ませている。巫女服は汚れ一つない純白のものに着替え、清楚で王族としての威厳を損ねぬ最低限のながら最高級の装飾品。王宮の宴に参加しても恥ずかしくない、ハイラル王国が誇る姫だ。
 英傑の軽い声に、巫女姫は苦笑を浮かべる。
「リーバルに相談したいことがあるのです」
 そっと手のひらを差し出すようにリーバルに向けると、光が集まり一張りの弓となる。月の柔らかい光を溶かしたような控えめな黄金色の輝きを含んだ弓は、その光にふさわしく美しい透かしの彫刻を施された三日月の形をしていた。ハイラルで最も素晴らしい宝と称されても良い美しい逸品だが、狩人のリーバルの目から見れば全く弓の体を成していなかった。
 三日月の曲線に弓に必要不可欠な撓りが一切なく、同じ英傑のダルケルが全力で弦を引いたとしても微動だにしないだろう。第一、目の前のそれに弦が張られておらず、大きな三日月型の宝物にしかみえない。リーバルがそれを弓と知っているのは、ゼルダが封印の力で光の弦を張り矢を番えて数多の敵を屠ったのを見ていたからだ。
 この光の弓矢は。ゼルダ姫の生真面目な声が、固く結ばれた唇の隙間から紡がれる。
「どうやら、私が願った方へ正確に向かうようなのです」
 実はゼルダ以上に、リーバルがその事を理解していた。

友人に誘われたのが吉日ってことで、発売日買うつもりだったけどゼルダの伝説ティアーズオブザキングダムをプレイ中だった関係で伸び伸びだったファンタジーライフをついに買いました!!!!!!!!(一気!!!!)
なんでハイパーボリューミーゲーム両手いっぱいに抱えてるのかなぁっ!!!!!!!!
ティアキン始めた時にこうなる事はちょっと思ってたけど、友人の力で無事、予想が現実のものになりました!!!!!!時間が圧倒的に足りないっっっっ!!!!!

拍手に感謝!ぱちぱちっとありがとうございます!

Comment
Name
Title
Color
Mail
URL
Comment
pass

Copyright © ハコの裏側 All Rights Reserved.
Powered by Ninjya Blog