ハコの厚みはここ次第!
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稲野 巧実
『ハコの開き』の管理人。
様々なゲームに浮気しつつ、アストルティアに度々出没する駄目社会人。ルアム【XI881-625】で冒険中。エンジョイ プクリポ 愛Deライフ! 貴方の旅に光あれ!
行動してから後悔しろが信条の体育会系思考。珈琲とチョコと芋けんぴがあれば生きて行ける!
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地震で揺れても、そこに人が生活している限り問題無し!
その地域で味わえないものを食す事も旅行の醍醐味。既に職場の先輩からは『信州蕎麦と馬刺を食って来い!』とミッション頂いて出発してきました!

信州と言えば蜂の子…!と言う程蜂の子が信州限定ではないですが、蜂の子が居酒屋メニューとして存在している場所を私は他に知らない!
とはいえ、某食物を育てあらゆるものを作り出し、次いでに歌って踊れるぼう鉄腕DAS○に出て来る蜂の子をイメージしている私。めっちゃ虫を息を呑んで待つ事しばし…

米粒サイズで大変安心しました。
先ずは白い幼虫から…!味は佃煮の甘辛い仕様で、やはり噛むとクリーミーな柔らかさや濃厚さが歯を押し返す…!チーズと喩えられるのが分かる、柔らかい幼虫の口当たりでございます(自分で書いててちょっと嫌になってしまう)
そして蜂の子で一番嫌ポイント、成虫にチャレンジ!黒っぽいし成虫は甲殻類ぽい食感な気がして、食べる前から恐れ戦いておりましたのです。
食べたら意外に軽い…!さくっとした軽い歯触りの終わりに、幼虫の柔らかさが仄かに感じる程度です。
味が佃煮なので、味は安定しています。割と虫の食感や風味と言うのは癖がないので、ちまちま食べて良い酒盗でした。


次!馬刺!本場の馬刺は全然違うぞと先輩が言っていましたが、居酒屋でも馬肉を目にする事は稀にあり。先輩から勧められた事もあったんですが、生って事と馬肉ってのがちょっと怖くて口にした事が無かったんですよね。
だが、後悔するなら食ってしまえ!
霜降りと鬣(白い方)だ!

感想。先ず硬い。
割と顎の力に自信がある私が、噛 み 切 れ な い !
肉は小さく切って食べたい人ですので、出された肉は一口ではなく二口で食べたかったんですが噛み切れない!鬣は旨味のある脂なんですが、それすらも歯が入らない…!霜降りも同じく!
口の中で噛んで味わう系の肉です。癖がなく脂の旨味が口の熱で溶けて行くので、スルメ並に長く味わえます。先輩が硬いトロと表現する通り、トロのような脂の甘さ癖の無さが大変美味しかったです。


誰もが驚く『蚕のさなぎ』
養蚕業で栄えた信州ならではの食材。糸を取った後は捨てずにタンパク源として食べていたのでしょう。見た目のインパクトは軽く蜂の子を越える。虫嫌いな子は見ただけで悲鳴を上げるレベルの、ムシムシ感です。

無論食べます。後悔するなら食ってから。
味は、佃煮にしてあるので佃煮の美味しい感じです。
問題は食感。さなぎの軽い食感が歯に伝わり…終了。蜂の子のような中身を感じさせない、しかしまるでエビ系のような軽さの中に香ばしさを感じるのです。これは佃煮にした時に煮詰まった時の香ばしさ…!醤油と砂糖とみりんが熱でカリカリになったさなぎの部分。
まるでスナック菓子のようでした。見た目を知らなきゃね!


名物・山賊焼きは控え目サイズだったようです。普通に美味しい鶏の唐揚げでした。カツのようになってるので、鶏のジューシーがいっぱい感じられてとても美味しかったです!

居酒屋は地酒が豊富です。あの真澄がある場所ですので、昔から水が綺麗な場所でもあるのでしょう。
 夜明け前 辛口と書いてあったが嘘だろうと言う程のフルーティさ。辛さは最後の最後に鼻から抜ける際に感じる程度で、まるで真水を飲むような軽い喉越しです。
 名前忘れちゃったが生酒 生酒独特のぴりりとした酒粕の口当たり!口に含んだ瞬間に刺激と共にぱっと広がる酒の香りが濃厚です。生酒なので香りがとても強いですが、喉越しは爽やか。次の一口が新鮮に感じる程に後味がすっきりでした。
 大吟醸 本当に大吟醸には外れ無し。見た目の澄み切った面持ちも素晴らしいが、香りも喉越しも大変素晴らしい…!口当たりは酔った舌に甘く広がる軟水の如く、しかし口に含んだ瞬間に豊潤な香りが風のように鼻先を抜けて行く。喉越しは水のように軽やかだが、喉からも香りが漂い立ち上るように留まります。



信州蕎麦!新蕎麦の季節でしたので、一番美味しい時期です。
口に含んだ瞬間に驚くのが、凄まじいコシの強さ。噛み締めた歯を押し返す程の弾力です。やや濃いめのつゆの味が消えた後まで残る、蕎麦の香り…!
そして初めてだったですが、そば湯!つゆが濃いめなので、大変マイルドで美味しい飲み物になりました!これ3杯は行けるとか個人的に思うレベルでした!やや甘めのそばつゆですが、みりんや煮た蕎麦の風味が加わってとても美味しかったです!



最後はうなぎ!うなぎも美味しい地域でして、うなぎ屋さんがいっぱいです。
しかもオーダー後に焼いてくださる。ふっくらした肉厚のうなぎに、皮が焦げ目もつく程にぱりぱり!タレが焦げた香ばしさに、皮のぱりぱり香ばしい感が本当に堪りませんね!熱々のご飯に掛かったタレの美味しさは、表現必要ありませんね!皆さん大好きなあの感じ!
大阪からコンサートに来ていただろう男性お二人は『死ぬまでに一度は食っておきたいな!』と言ってましたけれど、私も内心深々と頷きましたとも…!


はい!ウザイ程に長いご飯編でした!
食べてる最中は食レポ浮かびませんが、思い返すと意外に語録が見つかるのだと驚いてます!

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