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ハコの厚みはここ次第!
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□ Profile □
稲野 巧実
『ハコの開き』の管理人。
様々なゲームに浮気しつつ、アストルティアに度々出没する駄目社会人。ルアム【XI881-625】で冒険中。エンジョイ プクリポ 愛Deライフ! 貴方の旅に光あれ!
行動してから後悔しろが信条の体育会系思考。珈琲とチョコと芋けんぴがあれば生きて行ける!
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 がごん。鈍く大きな音が響いて顔を上げると、魔法陣は消え去り小さい隙間から濃厚な闇が顔を覗かせた。直ぐ様ノガートが剣を抜き放ちブロッゲン様の前に躍り出る。慎重に扉の中を伺うノガートの後ろから、ブロッゲン様はレミーラの光を掲げ内部を照らす。
 ノガートが入って暫くして、扉に再び顔を出した。隻眼の元傭兵は厳しい顔をしているが、声色は柔らかい。
「誰も居ないようです。入りましょう」
 ブロッゲン様が入り、ピペ、私、ラチックの順で大扉を潜る。扉の隙間から流れる強烈な香木が焚かれた匂いに包まれ、暗闇に入り込む。
 グランゼドーラ建国とほぼ同時期に作られただろう墓所は、長き年月に柱も床も大分傷んでいた。レビュール地方の木々の根が侵食し、雨風が侵入しているのか、陽の光が差し込んで神秘的な雰囲気を漂わせた。黄金で作られた巨大な扉が光に輝いている。その扉を囲むように、多くの棺が置かれていた。朽ちて苔むした岩のような棺、まるで鎧のような細工を施した金属の棺、植物が芽吹き小さな花畑になっている木の棺があっただろう場所、それらが何層にも重なり合っている。
 亡くなったばかりの王族の棺は、霊魂が迷わず昇天の梯を昇れる祈りを込め墓の中央にある扉の前に置かれる。黄金の扉は古の王族の秘術で現世と常世を繋いでいるらしい。黄金の扉は骨格と細工部分しかなく、隙間のこちらと向こうとで生者と死者が見える伝説もある。
 トーマ兄様の棺も、仕来り通りの場所に安置されていた。
 しかし、異変は入って直ぐに分かった。棺の上に掛けられたグランゼドーラの旗は剥ぎ取られて床に落ち、棺の蓋が大きく開け放たれていた。棺に入っていた副葬品や花々が散らばり、枯れた花は歩み寄った私達に踏まれてかさりと音を立てた。
 心臓ががなりたてる。
 どうして、こんな事が。いや、何かの間違い。棺の縁に手を掛け覗き込んだ。
 覚悟していたトーマ兄様の遺体は、そこにはない。なにも、ない。兄様の墓が暴かれた。兄様の遺体を誰かが持ち去った。頭の中を素手で掻き回されるような衝撃に、私の為に果てた兄様へのあまりの仕打ちの酷さに、目の前が真っ暗になってしまいそうだ。
 いや、棺の底に一枚の紙がが落ちている。一緒に埋葬されていたならば多少なりとも汚れているだろうに、その折り畳まれた紙は真っ白だった。適当に折っているのか、端は合っていないし、折り方が甘くて少し開いている。それを拾い上げて広げてみる。
『これはドワーフの言語ですね。私が読み上げましょう』
 ブロッゲン様の杖が後ろから話しかける。
『我輩が来た時には、すでにこの有様じゃった。心当たりを調べて報告する…と書かれています』
「本当にそう書かれているのか?」
『ノガート兵士長、疑うのですか? 城に戻ってレンダーシア言語に翻訳してみることです。同じ結果になると思いますよ』
 こほんと杖が咳払いをする。
『つまり、我々が来る前に最低でも二組ほど誰かが来たようですね。王子の棺が暴かれた後に、ガノ殿が来てこの手紙を残して、これ以上墓荒らしが立ち入らぬよう施錠の魔法陣を施したと考えられます』
「ガノ…確か五大陸の精鋭で結成された調査団員の一人だな。アラハギーロでダーマの大神官候補と激しい口論になり、激昂してテーブルを叩き割ったと聞く。第一、ここは王族以外立ち入り禁止の場所なのに、何故入ってきたんだ? 信頼できるのか?」
『私は信頼できるお方と断言いたします。賊が副葬品狙いの墓荒らしであったなら、追跡に彼以上の逸材はいないでしょう。王国に報告を上げず手紙に留めたのも、追跡する時間を無駄にしたくなかったからと思われます。それに、ガノ殿は遺跡に興味があるだけで、死者を弄ぶ人では断じてありません』
 きっぱりと言い切った杖の言葉に、ノガートは言葉を詰まらせた。
「それでも、我が国の王子の棺が暴かれた事に違いはない。我々も王子の御遺体を奪還する為に動くが、この事は公にすれば混乱を招く。ピペ、ラチック、君達もこの事は誰にも喋ってはならない。いいな」
 そっと肩を触れられる。
「姫。宜しいですね?」
 私は小さく頷いた。何を話しているのか、良く分からなかった。それでも、王国に忠誠を誓っていて裏切るなんて有り得ないノガートの言葉だ。きっと、良い方向に向かう為の選択をしてくれたんだって思えば、頷いておけば良いと、そう、思った。




ガノさんにとっては迷惑なブロッゲンさんと喋る杖さんの信頼である。
ガノさんとブロッゲンさんは腐れ縁で、フィールドワーク派のガノさんはドルワーム王宮のお抱えの賢者であるブロッゲンさんを一方的に嫌っています。お互いに技量と知識量は認めていますが、性格が合わないのでトゲトゲした関係です。

びっくりするくらいホロウナイトの難易度が高くて、ラスボス手前のボスにとても勝てる気がしない。50回くらいは挑んだ気がするが勝てない。そんなわけで実力を伸ばすために、地力を上げに行くのだが、地力を上げるアイテムのある場所がやばい所過ぎて取りに行けない。アクション性の高いトルネコの大冒険と世界樹の迷宮だと思っていたが、アクション苦手な私には辛い戦いである。マジでクリアできるんだろうかこのゲーム…!

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冷やし中華始めました的な軽いノリですが、仕事を辞めてニート始めました。
まぁ、入って直ぐくらいに『ここは本当に宜しくない職場だな』って思いまして、とりあえず『一年は勤めよう』って期限決めて仕事をしてましたので今回のニートは予定通りなのです。介護職は給料もそこまで代わり映えしないし、人間関係が合わなきゃ直ぐ別のところに行って良いと思ってます。今回は人間関係ではなく、職場の制度が本当に古すぎるし変わる様子もないし、なんというか古き悪しき風習をフルコースで堪能した感じです。毎日愚痴がない日はない。精神衛生上宜しくありませんし、私はどこでも働けるので転職します。
仕事は忙しくて好きだったんですけどねー。
まー、辞める理由話すと職場の同僚は『わかるー』って同調してくれるので、同僚がマトモなのが救いでした。
私が介護辞める理由って、最初以外(技量不足でボロクソに言われて辞めた)は皆同じ。王国が嫌いになったんです。王国とは例えですが、ある特定の人が力を持っていて、その力で部下たちを支配していくってやつです。いつも反発して喧嘩して辞めます。
あの職場は本当に介護職を奴隷と思っています。残った人が過労死してテレビのニュースで流れない事を祈っています。

介護は好きなので転職先はよりどりみどり。直ぐに決まる事でしょう。
一月くらいはニート生活をエンジョイしようと思います。

ってことで初日である今日は、洗濯機を兄弟でバラして掃除した!
ヘドロがすごすぎて、写真はとてもお見せできない地獄だった!



もう来ないだろうと思ったら、もう一つハートいただいたのでカービィと食べ物。
圧倒的左率というか左しかありえないカービィ総攻めの、お食事タイム。美味しく食べる君が好きカプです。
星のカービィって、まぁ、いろいろカップリングがあるんですが、私の場合は公式で好意が仄めかされている(ヤンガスゲルダのように本人は『違う』と言っても、第三者、この場合はゲーム内のキャラクターが結婚するに決まってる的な雰囲気があるならカップリングとして認識する)ものでなければカップリングできない体質なので実質カプなんか存在しないだろうって思っていました。
そしたら、大前提でいるじゃないか。
カービィが食べ物大好きだって設定が!
もう、こりゃあ、公式カップリングだよ。食べ物のためならデデデ大王も殴りにいくんだから、決定だよね!
という脳内設定の満場一致で決まりました。恐ろしき食べ物パワー。私も食べ物好きです。この記事書いてるだけでお腹が空く。

長々とお付き合いくださりありがとうございます!



トルネコネネ夫妻。
ドラクエでもおしどり夫婦の問いかけに、かなり早い段階で浮かぶじゃないかと思う夫婦です。しかもポポロという息子までいる訳で、DQで珍しい普通の家族です。トルネコさんは世界一の武器商人になったので、普通じゃないといえば普通ではありませんが、5主親子のように母親は大魔王に囚われ、救うために父と子は旅の空みたいな特殊性はない。家があって、明日も今日と同じ日が続いていくと言うような、我々の日常に近い普通さがあるのは貴重です。
私の場合は4よりも先にトルネコの大冒険経験者なので、トルネコさんとネネさんが協力して新天地で切り盛りしていくのを見ていて大好きですね。

結構、トルネコさん(のほっぺ)にネネさんキスします。ふぁーお!

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背筋をピンと!より土屋くんわたりちゃん

背筋をピンと!はジャンプで連載していた競技ダンス漫画です。絵柄も見せ方も紙面のぎゅっと詰まった感じも私好みでした。知ったのは稲野がジャンプ復帰した頃。部長と副部長ペアが一気に成長していってて、とても熱かったのを感じていました。面白さのあまり、単行本を二、三冊まとめて買っては読みふけっていました。そういうものに出会えるのは大変幸せです。
この漫画、10巻で完結なのですが、10巻なので無駄がない。全てが綿密に魅せたい所を表現していく感じで、だらけることがありません。しかも登場人物全員魅力的で、本当に素晴らしい。私は好きです。大好きだと思います。

競技ダンスなので男女ペア。つまりカップルなので、今回の対象は全員と言いたいくらい。
しかし、成長を見守ってきたという所で主人公である土屋くんわたりちゃんペアを選びました。本人も言う通り、モブCと言われそうな圧倒的普通感。わたりちゃんだって普通の、背景に馴染んでしまってもおかしくない女の子です。
そんな普通な二人が、主人公だったらトラウマにもなるまい悩みを一緒に乗り越えていくのが、競技ダンスをするという成長とプラスされて『青春してるなぁ…』と思わせてくれます。頑張っている姿が、力を持っている人よりも力強く感じるのは私も普通の人だからだろうと思います。

でもね、普通だって主人公みたいな中心に立てるって思ってます。
自分が本を作ったりしていると、そんな気分になれる。自分が面白いことを全力で楽しむ事が、一番の近道かもしれませんね。

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