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ハコの厚みはここ次第!
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稲野 巧実
『ハコの開き』の管理人。
様々なゲームに浮気しつつ、アストルティアに度々出没する駄目社会人。ルアム【XI881-625】で冒険中。エンジョイ プクリポ 愛Deライフ! 貴方の旅に光あれ!
行動してから後悔しろが信条の体育会系思考。珈琲とチョコと芋けんぴがあれば生きて行ける!
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 ガノはそう高笑いをして、余が乗っていた『天翔るアストルティアの未来号』にレプリアを乗せた。小さく起動音を響かせて床から拳二つ分浮かんだ機体を見つめ、ガノは小さくうなずいた。鞭を解いで先ほど落ちた幻の床を打てば、鞭の先端が床に飲み込まれてしまった。
「ドルボードは乗らぬほうがいい。未知の場所では、こうやって先を払って罠を見破りながら先へ進むものじゃ」
「なるほど…」
 『天翔るアストルティアの未来号』を自動追尾モードに切り替え、余はガノの後について歩き出す。
 アラハギーロ大砂漠ほど、現在のドワチャッカ大陸を彷彿とさせる景観も少なくはなかろう。見渡す限りの黄金の海原、頭上を覆い尽くす蒼天。風向きによっては潮風すら感じられる風気は、ドワチャッカ大陸、とくにゴブル砂漠の西側を思わせてくれる。巨大なピラミッドは、どこかドルワーム王国に似た影を金の海に投げかける。
 ピラミッドは太陽の民アラハギーロの歴代の王の墓であるそうだ。歴代の王はこの地に、それぞれの王が誇る至宝を共に埋葬した。強大な魔を討伐した武器が、民を救いし奇跡が、世界中の民が富める程の黄金が王と共に眠っている。
 それゆえに盗掘は絶えぬのだろう。このピラミッドの内部の砂は、外の黄金でなく、白い。それらは賊の成れの果て。さらにそれが長い年月で砂になってしまったものであろう。
「しかし、グランゼドーラの王の子の墓を暴いた賊が、本当にこんな所に潜んでおるのか?」
「『こんな所』! ガテリア皇国の第一皇子ビャン・ダオが褒めて遣わしたと、彼奴等に教えてやらねばな!」
 カラカラと笑うガノだが、余は不安だ。
 グランゼドーラの賢者が特別な聖なる種火を灯したお陰で迷いの霧は薄れ、グランドタイタス号がグランゼドーラに向かうことが可能になった。その第一便に飛び乗って、余はガノに会いにやってきた。危険な地に赴いた彼を心配していたが、全くの杞憂。息災な様子で心の底から安堵したのを覚えておる。
 そんなガノは賊を追っておった。国を民を守り抜いた王子の墓を暴いた不届きものじゃ。余の用事よりも、その王子とご家族の無念を晴らすべきであろうと、共にここにやってきた。ガノはそれを『観光』と言ったが。
「『こんな所』であるからこそ、警戒が緩む。ビャン君が不安に思う事はない。全て我輩達が圧倒的に有利じゃ」
 ピッとガノの太い指が一本立った。
「暴かれたトーマ王子の墓の周囲は、砂が落ちてザラついていた。そこでアラハギーロ地方を根城にする者だろうと、見立てを立てた。流した副葬品から賊を辿り、情報屋に金を握らせて賊のアジトを特定した。もはや彼奴等は丸裸も同然。このガノから隠れ果せる裏社会の者などおらぬ」
「な、ならばアラハギーロやグランゼドーラの兵に任すべきだ。そちが動くより、筋が通るというものであろう?」
 実際に賊を追わねばならぬのは、グランゼドーラだ。賊が潜んでいるならば、捕らえるべきはアラハギーロだ。一介の旅人が負うべき責務ではないし、政治的な面では拗れかねない。余の問いにガノも、『確かにそうじゃ』と頷いた。
「じゃがなぁ、ビャン君。主なら分かる筈じゃ。墓とは、棺とは、どれだけ神聖なものか。それが暴かれぬ為に、どれだけ厳重な封印が施されるか…」
 ドワチャッカ大陸では古くから棺は、神聖な器であった。時を止め、蘇るその時まで遺体を保存する特別なもの。
 このピラミッドとてそうだ。長き歴史を誇る太陽の国の王が眠る場所として、巨大で、特別であるのだ。こうして内部を歩いているというのに、部屋一つにも入ることが出来ぬ。マヌーサの落とし穴の罠だけでなく、何かから見られている気がする。まるで巨大な生物の胃の腑にいるような気分になる。グランゼドーラの墓がどのような封印で施錠されているかは知らぬが、それでも王族等の限られた存在しか立ち入れぬようにしてあるはずだ。
 特別を守る為には、簡単に破られてはならない。
「グランゼドーラは勇者の国。勇者の遺体は強力な呪力の依代じゃ。かの王家の墓の封印が、たかが賊に破られるとは到底思えぬ。我輩が賊に問う事はただ一つ」
 ガノがゆっくりと振り返った。
「誰が、王家の墓の扉を開けたのか…じゃ」
 衝撃に頭が真っ白になった。つまり、ガノは賊を捕まえる事は二の次程度にしか思うておらぬ。グランゼドーラ王家の墓の封印を破ったかどうかを、ただ確認するだけに筋を曲げてでも最速で追いかけておる事になる。
 だが、仮に賊が封印を破っておらぬとしたら、それが意味する事は…。
「確か…王の子の遺体は無かった…」
 体が震える。もはや墓を暴いた者が何者であっても、遺体を何らかに用いる事は想像に容易かった。邪悪な事じゃろう。そうとしか思えぬ。
 肩に優しく手が置かれた。じわじわと暖かい温もりが、肩を伝って血を温め巡っていく。
「恐れるのは事実を確認してからじゃ」


しれっとアストルティアの冒険者の足!ドルボード登場です!
末弟とよく話すんです。初期のDQ10ってだいぶ修羅ですよねって話題。なんかもう、ほら、箱舟の運賃払えない問題とか。酒場の解放クエストでラッカランで買う素材が対象になった時、ラッカランで箱舟乗れなかったら詰むじゃんどうする問題を凄く真剣に話し合ってました。ちなみに、末弟、装備売り払ってマッパで方舟乗ったらしい(完全に不審者。だが、当時はいたと思う。私も帰りの運賃かなりギリだった)。売る物なく、乞食もせず、魔物がいないからデスルーラも出来ず、新しい街だからってただ一つのルーラストーンをラッカランに書き換えてしまったらどう脱出するか。私が先日出した回答は『金曜日に配給されるゴールドを運賃に当てる』です。DQ10サービス最初期からある。難易度も低いいける。だが、コンシェルジュより先に酒場解放しちゃったらこれはできない。
ルーラストーンタクシー協会は有料だったし、やっぱ頭下げて石借りるしかないだろうなぁ。

話ずれました。ドルボードなしで、よく頑張ってたよなって話!アストルティアの星は、馬車での移動が主ですけどね!
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